JR日和佐駅 (徳島県海部郡美波町)
徳島県海部(かいふ)郡美波(みなみ)町のJR日和佐(ひわさ)駅です。
美波町は徳島県の南東部に位置し、人口は7,983人(2009.12.1現在)で、この駅のある旧・日和佐町と旧・由岐町が2006年に合併してできた新しい町です。
現在放送されているNHK朝のテレビ小説「ウェルかめ」の舞台としてすっかり有名になったウミガメ産卵の町です。
美波町にはJRで旧・由岐町内に2駅、旧・日和佐町に3駅と合計5駅あり、当駅は旧・日和佐町の中心にして現・美波町の中心駅の位置づけにあります。
開業は1939年12月14日(訪問は2009年8月)で、「剣山」や「むろと」などの特急列車も停車するキー駅です。近隣の都市駅としては、南方面は最果てまで郡部続きで強いて挙げれば牟岐駅まで3駅、反対に北方面は阿南駅まで9駅を要します。
両隣はいずれも旧・日和佐町時代より同じ町内の駅です。
駅名標の下の所在地の部分は合併により新町となった為、上から貼り替えられていました。
JR四国の駅は、このように番号が振られていて同路線内だと何駅あるか分かりやすくなっています。
ホームは2面3線の構造で、 両ホームは構内踏切で渡ります。
右側が駅舎側ですが、この向かいホームの屋根の年季の入り具合は素晴らしいものがあります。四国の駅にはこういうところが多い印象が強いですが、偶然でしょうか
向こうに銀色の橋がありますが、これは駅を出てから、反対側へ出るためにつながっている歩道橋で、左にある建物は道の駅です。高知県の土佐くろしお鉄道・田野駅と同様、鉄道駅と道の駅が隣接したスタイルとなっています。
以前、ウェルかめのポスターを記事に載せたことがありましたが、これはこの駅に貼ってあったものです。倉科カナさんもだいぶ顔つきが変わってきたように思えます。
ちなみにウェルかめのヒロイン浜本波美の実家である「はまもと荘」はこの駅が最寄駅という事になっています。
日和佐駅の駅舎です。
駅名表示入りでうまく駅舎を撮れる所が見つけられず、とりあえず駅舎全体が見えるように撮りました。
「海亀の来る町の駅」との表示もあり、駅舎の出入口付近はウミガメをイメージした形になっていました。
駅出て目線はこのような感じ。ロータリーがちょっとした庭園状になっています。
中の大きな塔は薬王寺のイメージと思われます。ここの裏手から山の中腹に見えます。
駅前道路がまっすぐに続きますが、特に商店が並んでいる風でもなく、すぐ山と突き当たります。その山のてっぺんにはお城が見えます。これは日和佐城ですが、この城は謎が多く、当時を物語る資料も特になく天守も無理やりつくった模擬天守のお城だそうです。
駅前ロータリーの中には、このようなウミガメのオブジェもあります。
真正面から見た日和佐駅です。
駅からまっすぐ道が伸びているのが見えます。
ここにはあまり滞在していませんが、裏手の道の駅なんかも見てきましたので、次回以降はその辺りを
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