JR広川ビーチ駅 (和歌山県有田郡広川町)
和歌山県有田郡広川町のJR広川ビーチ駅です。
和歌山県の北西部に位置し、人口は7,795人(2009.12.1現在)です。
広川町唯一の駅で、開業は1993年3月14日(訪問は2009年8月)と平成になってからの開業で、1日あたりの平均乗降車人員は140人/日(2006年)となっています。
JR紀勢本線に属し、紀勢本線では現時点で最も新しい駅です。以前紹介の紀伊由良が隣駅で、反対側は同じ湯浅駅(湯浅町)です。
近隣の都市駅としては、和歌山方面ではこのエリアの中心ともいうべき有田市の箕島駅まで4駅、反対方向では御坊駅まで3駅で着きます。
この駅名は非常にユニークですね。ツッコミどころも多いのですが…
JRで「ビーチ」なんてつく駅は他にあるのでしょうか??
何よりビーチがすぐ見える訳ではないのです。少し離れていて…
あと、ここの自治体としての町の名前は「ひろがわちょう」と濁り、この駅はひろかわびーちです。
町がひろがわと濁る表記と正式にしたのは1996年と実に最近なんですね。駅開業の93年時点ではひろかわちょうであった事から、駅名も濁らなかったのでしょうが、その後町名だけが表記変えという事になったんですね。
ホームは2面2線で、左側に写っているのが駅舎です。
両ホームは屋根なしの跨線橋でつながっています。厳密に言うと、ホーム同士というより、駅外の道路をつなぐ歩道橋という方が正しいかもしれませんが。
ひさしがあるのは、ほんの少しのエリアのみ、殆どが雨ざらしです。
跨線橋から町を眺めても、ビーチというより風車が沢山回る山ばかりが目立ちます。
広川ビーチ駅の駅舎です。
屋根の上に突き出している3つの小屋根が印象的です。
出口は左側の通路(階段のところ)で、実質駅スペースはこれのみで、駅員も切符の券売機もなく乗車証明の発行機があるのみです。
ではこの建屋は??というと、
観光物産センターと喫茶店が入っています。なので駅に当たるスペースに常時そこそこ人はいますが、駅そのものの利用者がそれほど多い訳ではありません。
駅周辺ガイドが駅のすぐ前にあります。
ちょっと海から離れてますね…。広川町役場とも距離があり、この辺りは割にひっそりとしています。その様子は次回にて!
« 大阪/千早赤阪 帰りのおまけ | トップページ | 和歌山/広川 ビーチなき駅前 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 旅記事総集編(2023.12.31)
- 生活と思い出と世の中と(1985年③)(2023.10.14)
- 英賀保賃貸探訪記・その1(2023.06.12)
- ウェブページ一覧(これまで訪問してUPした駅・市町村一覧)(2020.07.18)
- 一度は見てみたい駅リスト (JR駅-九州地方)(2020.05.02)
「30和歌山県」カテゴリの記事
- 和歌山/田辺 弁慶の生まれたところ(2018.11.09)
- 和歌山/紀の川 粉河寺35,000坪に酔え!(2018.06.02)
- JR粉河駅 (和歌山県紀の川市)(2018.05.30)
- 和歌山/橋本 押し寄せる路地群(2018.01.17)
- 南海/和歌山市駅 (和歌山県和歌山市)(2016.08.16)
コメント