奈良／安堵 法隆寺駅からのアプローチ

奈良県生駒郡安堵(あんど)町、奈良県の北西部に位置し、人口は7,927人(2009.12.1)ですが面積はわずか4..4ｋ㎡の小さな町で、人口密度にすると1,800人／ｋ㎡以上の高密度地域ですが、1986年までは安堵「村」という自治体名でした。

訪問は2009年12月、東吉野村の旅の後に寄った所です。ちなみに地名由来は安心した事とか本領安堵に因む事とかはまるで関係ないようです。アト(阿土・吐土など)が変化してつけられた当て字のようです、どうやら…。

この町は奈良県北部にありながら鉄道駅がなく、JR法隆寺駅(斑鳩町)からバスでアクセスしました。ダイヤ的には朝夕は1時間に2本、昼時は1時間に1本あるかないかといったところです。

とはいっても、この東安堵バス停まで駅から5分程度、時間的余裕があれば歩いてでも十分に行けます。距離にして2kmあるかどうか。なので、歩ければ必ずしもバスに頼る必要もないかと思います。

降り立った東安堵バス停は安堵町役場のすぐ近くです。

富本憲吉記念館、と出ていますが年末は12/21頃までしか開館しておらず、入れませんでした。安堵町の一大名所ともいえるところだっただけに残念でした。

富本憲吉という方は近代陶芸の父と言われ、人間国宝にして文化勲章受章者というこの町きっての著名人という事になりますが、富本壮吉という方と名前が似てるなと思って調べてみたら、憲吉氏の長男が壮吉氏なんですね、びっくりしました。

富本壮吉氏というのは、昔の大映ドラマなんかで監督を務めておられた方で、小さい頃その名をよく目にしたものでした。　

　

安堵町役場です。

窓からすると5階建てでしょうか。休日のせいか、ひっそりとしていました。　

　

役場の向かいには安堵郵便局があります。

この道は奈良県道109号「天理斑鳩線」です。

この先は安堵町名所のひとつを訪ねます。まぁ富本記念館の休館は後で知ったことなのですが…