わが心の…、、太田裕美さん
何を隠そう、って隠しませんが太田裕美さんの歌が大好きです。
我々よりもう少し上の世代の方にファンは多いのでしょうが、ある時聴いてすっかりハマってしまいました。それはもう彼女がアイドル的活躍をしていた頃から長い年月が過ぎた1996年頃の事でした。リアルタイムでも多少その存在は目にした事があるのですが、その頃はなんとも思っていなかったのに、大人になって聴いてみたら、なんとも言えない癒し感というか、それだけじゃないとにかく自分の中でハマってしまったのでした。
アイドルとニューミュージックをつなぐ存在、などとよく言われますが、
やはり「木綿のハンカチーフ」のイメージを持たれる方が多いのでしょうか、一般的には。でもホントにいい歌が沢山あり、その歌唱によってまた一段と歌がよいものになっているなと感じるのです。
好きな曲を挙げろと言われたらキリがありませんが、とりあえずここでは「木綿-」でブレイクする前のシングル3曲について触れようと思います。
「雨だれ」(1974)→http://www.youtube.com/watch?v=q5E5bG9n8Mc&feature=related
記念すべきデビュー曲で、コンサートではオープニングで歌われることも多く、彼女の弾き語りのイメージの色濃い、ひとつのトレードマークのような曲です。
コンサートの冒頭で出だしのピアノの「♪タララン~」という部分が聴こえたら、観客は「おぉーっ!」ってなモンです。
独特の舌足らず歌唱で情景を思い浮かべさせてくれる、そんな曲です。今の時代のようなチャラチャラしたところの全くない世界が幻想的とさえいえます。
「たんぽぽ」(1975)→http://www.youtube.com/watch?v=u5h4UqOJNbs&feature=related
聴き始めた当初は正直「雨だれ」と混同してました。その後コンサートのオープニングで頻繁に聞くようになってから「雨だれ」の方は覚えたのですが、この「たんぽぽ」の方は自分にとってはいまひとつ印象の薄い曲です。同じく弾き語り路線の2枚目シングルです。
「あなた」に対して「ですます調」なところにも時代を感じますし、また今聴くと固定電話しかなかった時代の連絡のとれない寂しさが妙に伝わってきます。
「夕焼け」(1975)→http://www.youtube.com/watch?v=FxkHSQSk0AM&feature=related
大ヒット曲「木綿のハンカチーフ」前夜の?!3枚目のシングルです。それまでのような弾き語りバラードではなく、出だしは淡々としたものですが、サビのところではややアップテンポになっていく「陽」の部分も垣間見せた曲です。後付けで聴いてなんなんですが、これからまだ上り坂だ、という印象を受け、次の「木綿~」のヒットに結びついていくような展開を感じました。歌いだしとサビとこの3曲の中では個人的には最も好きな曲です。
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皆がPC画面を通してこのような曲を聴けるなんて、全くいい世の中になったものです。まだまだ好きな曲がいっぱいupされているので、もっとレビューしたいと思います。
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