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2010年3月20日 (土)

福井/南越前 今庄宿の街並みを

福井県南条郡南越前町、JR今庄駅に降り立ち、町の散策を開始します。

▼駅出て左(南側)を向いたらこんな道路が伸びていました。この向こうは線路と立体交差していて国道365号線へとつながります。
Himg0225

 

▼こちらは駅出てまっすぐ(西側)の目線、今回はこの向こうを進んで行きます。

手前左はタクシー会社、右側には金融機関もあります。
Himg0224

 

▼駅から伸びた駅前通りは、すぐに突き当たりとなり、ここを左折して町を進みます。
Himg0230

 

▼今庄駅南西200mくらいでしょうか、この通りは往時の雰囲気が残っている部分も見られ、古い建屋も結構見られます。

二階屋根下のヘリには独特の建屋構造をもった家屋が多く見られます。延焼防止の意味合いもあるようですが、こういうのは「袖壁卯建(そでかべうだつ)」というそうです。個人的には同じ福井県の新疋田駅周辺の家屋で多く目にしましたが、逆にこれら若狭地方以外ではあまり見ないように思うのは気のせいでしょうか。立派なうだつは徳島県でよく見ましたが、こういうタイプのはこの辺以外ではあまり見覚えなくて。
Himg0234

 

▼今庄宿の御札場跡です。

福井藩南部の大宿場町であるこの今庄では、旅人や商人が金銀を藩札に替えるための御札場か゜設けられた、とあります。今だと都会には銀行などの金融機関が多い、といったようなものでしょうか。

今庄町教育委員会、と旧町名の表記で出ています。
Himg0233

 

 

▼更に南へ進むと、燧ヶ城址(ひうちがじょうし)の案内看板が出ていました。

この先の山頂にあるそうですが、かつて木曽義仲と平家が対峙した場所(ここでは義仲敗北)で、南北朝時代や戦国時代にも戦場になったそうです。
Himg0236

 

▼燧ヶ城址への道は荘厳な景色の中にあります。

手前のやや斜めに傾いている看板には芭蕉の句「義仲の 寝覚の山か 月かなし」が書かれていました。松尾芭蕉が敦賀に入った時に詠んだ句だそうです。

Himg0237

 

▼ここは新羅(しんら)神社といいます。

古代朝鮮の新羅の民が敦賀地方から今庄に入り、この辺りは開発されたといわれています。 

Himg0241

▼かつての宿場町であったであろう姿を重ね合わせながら
歩いているととても情緒を感じられる街並みです。

どこもいちいちという程ゴツゴツした建屋が
魅力いっぱいです。

Himg0242

Himg0246

以上、今庄駅からの徒歩旅でした。

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