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2010年3月29日 (月)

岡山/早島 早島駅前広場にて

岡山県都窪郡早島町、JR早島駅に降り立ち、駅前広場を見てみます。

この駅前広場はちょっとしたエリアを形成していて、なかなかいいスペースになっています。

▼まずは駅前にある町内の観光案内図から。

わずか7.6k㎡ほどのせまい中にも色々とあります。

岡山県のTV局のCMなどでよく聞く「コンベックス岡山」というイベントホール?は岡山市とこの早島町の境にあるんですね。

ちなみにこの地図は右下が北で、割に東側に色んなものが集中してるといったところでしょうか。
Himg0167

 

▼駅前広場の遠景です。

大きな立体の看板もあり、町の中心であることが分かります。

タクシーが複数台停まっており、この右が駅です。小都市の中心駅前のような雰囲気です。

ロータリーの中には「早島駅前広場」として岩石の碑がつくられています。ロータリー内にいくつも街灯があり、なかなか設備的にお金がかかっています。
Himg0168

 

▼駅前広場の中に入ってみました。

床の模様も凝ったものになっており、通路も曲線がうまく利用され、迷路ではありませんがちょっとした遊歩道をなしています。
Himg0170

 

▼広場内にはこんな古地図もあり、一番上に(山の間の黄色いところ)「早島村」と横書きしてあります。
Himg0171

 

▼広場の中には早島の歴史をひも解く資料がちりばめられており、この「早島いま・むかし」と題されたパネルが石の台に貼られています。

こちらは「~金比羅への道」編。

旗本戸川家がこの早島を治め、陣屋も置かれたといいます。

江戸時代末期には全国的な金比羅詣でブームが起こり、ここもその金比羅への道のひとつとして道標も多くつくられたようです。
Himg0201

 

▼こちはら「~干拓とい草」編です。

早島という名の通り、元々は海に浮かんだ島で高梁川の運ぶ土砂と干拓によって陸続きとなり、新たにできた土地に人々はい草を植え栽培したといいます。同じい草でも奈良県の安堵町ではろうそくの灯芯などに主に使われていますが、ここのい草は畳表です。
Himg0200

 

▼そして、現在の早島の様子です。

上部の航空写真が早島町の様子で、1996年に町制100周年を迎えました。

かつての金比羅往来も今は山陽自動車道などに姿を変え、これからまたなんなりか姿を変えて町は営みを続けるのか、と考えさせられます。
Himg0198

▼今回の最後は駅前広場の半分を上から撮った図です。

かなり植樹もなされているのが分かります。

道幅の広い道路が伸びており、なかなかよい眺め。早島駅の跨線橋から見える景色です。
Himg0211

駅前広場だけで1記事かけてしまいましたが、次回にてようやく駅から歩き出します。

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