兵庫/上郡 円心館あたり
兵庫県赤穂郡上郡町、智頭急行・河野原円心駅からの歩き旅です。
▼まずは駅前周辺ですが、緑に覆い尽くされてるような状態です。左側が駅舎で一応駅前にはロータリースペースがありますが、ど真ん中も緑が生い茂り、緑だらけになっている感がありました。
▼駅前広場を左に折れると山がドッカリそびえている様子、全く何にもありません。田んぼと電柱と道路だけ。ちなみにこの手間は智頭急行の高架下です。
▼上の写真の道路で電柱のある所を右折した道です。
智頭急行の高架が交差していってるのが分かります。ここも田んぼばかりの道で、住居はまばらです。円心館白旗城跡などの標識がこちらを指していましたが、ホントにあるのかな?と不安になりながら歩き続けます。
▼高架下を越えた辺りから少し建物群が見えてきて、ここでまた各所への標識が出ていました。白旗城跡へは左へそれますが、白旗城は赤松円心が築いた山城で、鎌倉幕府滅亡前後の時期に築かれたといわれています。廃城は1441年、赤松満祐が嘉吉の乱によって幕軍に攻められ落城したといわれます。
▼程なく円心館が現れました。
緑多い中にうずもれるようにして建っていました。
兵庫県指定文化財 赤松三尊像、と横に添え書きがあります。
▼円心館のある赤松山・宝林寺の入口です。
創建は1345年といわれ、その数年後と1538年とに消失し、現在のものは江戸時代の再建だそうです。
▼円心館の建物を正面から。
屋根瓦が大変印象的な建物です。この中に赤松三尊像があるのでしょうか。後で知ったのですが、事前連絡を取っておけば中が見られるのだとか。そうとは知らず外から見える限り見ていました。
▼というわけで館内を見られる限りで外から見てみました。
坐像あり、肖像画ありという中身でした。
▼赤松円心(則村)やその子・則祐などの像が紹介されています。
南北朝時代のこの二人の活躍が有名で、繁栄の時期だったのかなと思います。その後の嘉吉の乱での凋落ぶりもまた印象強いものがありますが、その後返り咲きを果たしたといいます。
といった感じで上郡町で唯一と言っていいほど見た名所でした。
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