JR柴山駅 (兵庫県美方郡香美町)

兵庫県美方郡香美町のJR柴山(しばやま)駅です。

香美町は町内中心地でカニのイメージの強い香住駅をはじめ、その鉄橋はあまりに有名で最近コンクリート橋へと転換された餘部駅、昔ながらの海辺の町佐津駅とUPしてきましたが、4駅目の登場です。

－JR柴山駅－
【町内】町内5駅(いずれもJR)中の1駅　　 　
【路線】JR山陰本線(京都－幡生間)
【開業】1947年6月26日(訪問は2008年10月)
【１日あたり平均乗車人員】　１２１人／日　(2008年)
【近隣の都市駅】(京都方面)城崎温泉駅→3駅
　　　　　　　　　　(幡生方面)香住駅→隣駅、浜坂駅→4駅

▼穏やかな海辺の駅という事では隣の佐津駅によく似た顔を持つ駅と言えます。

利用者数では町内5駅中3位となり、ここでも佐津駅(133人／日)とほぼ同等となっています。

▼ホームは2面2線でしたが、向かいのホームは使用されなくなり、うっそうと生い茂った緑で駅名標の周りまでびっしりと覆い尽くされんばかりでした。向こうに海が見えて、海辺にあることが分かります。

▼このように今や1面1線の棒線構造となっていて、左側は緑に覆われ、向こうも山がびっしりで、緑一面といった雰囲気です。

▼ホームの柱は木製で緑のペイントがなされていますが、この剥げ具合が何ともいい味出しています。ベンチがちょっこっとあるだけで何ともかわいらしげなホームの様子です。

▼駅舎の駅名は木の札に筆書きされていて、この辺りの無人駅ではよく見られます。

▼柴山駅の駅舎です。

駅舎は通常、ホームから突き出る形となっていますが、ここの駅舎はホームから突き出ずに存在しています。

建屋の向かって右側はホームの壁となっていて、その部分から駅舎まで壁が続いて一体化した構造となっています。

この駅前は海辺の民宿が多く、松葉ガニが水揚げされる柴山港に柴山海水浴場と水辺の町の側面が強いところとなっています。