JR赤湯駅 (山形県南陽市)
山形県南陽市のJR赤湯(あかゆ)駅です。
南陽市は山形県の南部に位置し、人口は33,905人(2010.8.1現在)で、置賜地方の交通の要衝であり、赤湯温泉を市内に擁します。
個人的に勝手に「ナンノちゃんの街」と言っています。南野陽子というだけですが…。まぁナンノちゃん、といって通じるのが何歳以上なのでしょうかね。
-JR/山形鉄道・赤湯駅-
【市内】市内6駅(JR2、山形鉄道4)中の中心駅
↑※当駅を山形鉄道に含まない場合
【路線】JR奥羽本線(福島-青森間)、山形新幹線(福島-新庄間)
山形鉄道(赤湯-荒砥間)
【開業】1900年4月21日(訪問は2010年9月)
【1日あたり平均乗車人員】JR-1,419人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(福島方面)米沢駅→3駅
(青森方面)かみのやま温泉駅→3駅
(荒砥方面)長井駅→10駅
▼キリのいい1900年丁度の開業で、今年110周年です。
赤湯、の名が使われているものの赤湯温泉までは車で5分とあります。南陽市の中心でありながら、南陽駅なるところは存在しません。
また山口県に新南陽という駅がありますが、ここはかつて新南陽市を名乗っていました。この2市は昭和の大合併でも平成の大合併でもない同じような時期に市制施行(南陽市は1967年、新南陽市は70年)され、人口規模もほぼ同じ35,000弱程度という共通点がありました。新南陽は今は合併で周南市となり、新南陽は駅名としては残っています。
山形新幹線が停車しますが、駅名標は在来線のものです。隣駅のうち、高畠は新幹線でも在来線でも隣駅です。
▼第三セクターの山形鉄道がこの駅から出ており、端っこのホームに一両だけの電車がひっそりと停まっていました。
▼この駅にもまた新幹線でやって来ました。在来線と同じ路線を通る山形新幹線は何回見ても(2回しか見てませんが…)不思議です。
▼ホームは3面4線と広く、うち最も右の線は山形鉄道用です。
真ん中のホームから出たエレベータ台が目立っています。
右端の跨線橋は両方向に降りており、階段部分のサイドに小さな窓が段々に付いていて、その下を枠が斜めに走っていて、線の多い特徴的なデザインとなっています。
▼駅舎側のホームの様子です。
これは駅舎そのものの建屋の様子をこのように中にまで伝えていて、外へ出てみるとアッと驚かされます。新幹線の停車にあわせて作られたようで、まったく新幹線サマサマというものでしょうか。
▼ホームにあった吉永小百合さんのポスター、液晶テレビのCMはしていたと思いますが、これは何でしょうか?よく確かめもせずただ撮ったのですが、撮ってみてもいまいちよく分からず、色褪せが激しくて確認できずでした。
▼駅舎内に立て掛けられていたポスター群、南陽の菊まつり、ぶどう狩り、そして赤湯温泉のものと並んでいました。
南陽の菊まつりは10/9~11/14とあり、この週末から行われているんですね!
▼駅舎の展示用から吊るされていたハンググライダーで、結構大きいものです。南陽市がスカイスポーツのメッカであることからきているようです。
▼その赤湯駅の駅舎です。
新幹線開業(1992年)に対応して作られたという駅舎はパラグライダーを模したものだそうで、建築家・鈴木エドワード氏によるもので秋田県の大曲駅などと同様にグッドデザイン賞を受賞している素晴らしい駅となっています。
▼横から見るとおよそ駅舎とは思えないような建物ですが、なかなか面白い建物です。どことなくカブトガニのようでもあり。真近で見るとかなり迫力あります。屋根が地面まで降りてきているので駆け上りたくなりますが…。
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