JR卯之町駅 (愛媛県西予市)
愛媛県西予市のJR卯之町(うのまち)駅です。
西予市は愛媛県の南西部に位置し、人口は41,910人(2010.8.1現在)で、2004年に旧・東宇和郡の4町と西宇和郡の1町が合併してできた新しい市です。大洲、八幡浜、宇和島という愛媛西部の都市に挟まれる形で郡部として存在していましたが、平成の大合併でこのエリアが市として繋がることとなりました。
-JR卯之町駅-
【市内】市内4駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR予讃線(高松-宇和島間)
【開業】1941年7月2日(訪問は2010年9月)
【1日あたり平均乗車人員】 456人/日 (2007年)
【近隣の都市駅】(高松方面)八幡浜駅→4駅
(宇和島方面)宇和島駅→6駅
▼現市名はもちろんですが、旧町名(宇和町)も名乗っておらず、町内の一地名を名乗っている中心駅です。八幡浜と宇和島の間に特急列車が停車する駅です。両隣は上宇和と下宇和ですが、ここは中宇和ではないんですね。
▼ホームは2面3線で、向こうにある跨線橋でつながっています。
左側の島式ホームは跨線橋の入口からベンチのある部分まで屋根がつけられていますが、壁つきのベンチのみで室内型の待合室はありません。
▼跨線橋の駅舎側はまっすぐの階段ではなくて、踊り場から反対方向に上る「折り返し階段」となっています。
▼跨線橋にて。
屋根なし跨線橋の上に柱と屋根をつけたような形となっていて、上からの雨露はしのげますが、横殴りの雨は食らってしまいます。
▼跨線橋からホームを見下ろしたところ。
市の中心駅の割には屋根下に吊り看板もなく寂しい光景です。昔からの市の中心駅なら、ようこそ○○市へ、などとあるのでしょうが、大合併後にできた新しい市にはまだ郡部の頃の名残が抜け切れていないという事なのでしょうか?元々一大観光地のあるところは別でしょうが。
▼卯之町駅の駅舎です。
歴史的町並みのエリアを有するこの辺りを象徴するような和風テイストの駅舎です。
出入口のせり出した屋根下が昔の門を思わせる木目調となっていて目を惹きます。
屋根が2層に重なっているところもいい感じです。
右側はBig Kioskとありコンビニ形式で通常のkioskよりやや規模が大きいかな、という感じの店舗です。かつてはここにウィリー・ウインキーという四国の主要駅には大抵あるパン屋さんが入っていたそうですが、撤退してkioskが入っているとの事です。
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