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2010年12月11日 (土)

島根/東出雲 「ひがいも」の中心街へ

島根県八束郡東出雲町、県都・松江市の東隣にあるベットタウン的な町で、JR揖屋駅からの歩き旅の模様を!(2010年7月)

▼これは駅にあった名所案内。

どの方向にどのくらいの時間がかかるかなど視覚的に分かり易くていいです。徒歩で行ける所は行こう、なんて感じで。車で○○分、てところは徒歩ではちょっとしんどいかな、というところですが…

町名をつづめて「ひがいも」と言われたりしていますが、松江市に住んでいた事のある自分にとっては、この東出雲は隣町でありながら、片手で数えられる程くらいしか行った事がなく、写真も残した事が殆どなく灯台下暗しそのものでした。という訳で今年、しっかりと歩いて町の風景を記録と共に目に焼き付けてきたのです。

陣幕久五郎の碑というのがありますが、「陣幕」の名は一時期すごく話題になった事と思います。というのも横綱・千代の富士(現・九重親方)が1991年に引退後に最初に名乗った年寄り名がこの陣幕なのです。陣幕久五郎(1829-1903)はこの東出雲町出身で、1867(慶応3)年に横綱免許を授与された第12代横綱として活躍した力士で、以後この名は年寄名として継承された訳ですが、千代の富士が陣幕襲名にあたってこの町に来た事もあり、まだマゲの残る「陣幕親方」のナマ写真を知り合いからもらって、今も大事に持っています。その後、自らの師匠であった当時の九重親方(現・北の富士勝昭氏)と名跡を交換する形で九重を名乗り現在に至っています。

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▼揖屋駅は出口が片側にしかかないので、駅から出た後に自由通路が設けられ、反対側に行き着くことができます。単なる橋と階段ではなく、踊り場や裾に広がる階段など視覚的にも見事に思える立派なものが作られています。ちなみに駅はこの右に隠れた位置です。
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▼これもまた駅前少し右、自由通路下の真ん前にあった「女寅はん」の銅像です。

やはりここ東出雲町出身の歌舞伎役者・6代目市川門之助(1862-1914)が門之助襲名以前に名乗っていたのが2代目市川女寅であり、この女寅時代に演じた女形が当たり役となり人気を博したといいます。
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▼東出雲町の観光案内図ですが、茂みに隠れつつある様相です。

線路が通っているのは日本海側、町の北端のみで駅も揖屋1駅のみです。東に安来市、西に松江市という市部に挟まれつつも八束郡唯一の町として残っている状態です。

この駅近くにある「三菱農機」は東出雲町を代表する企業で、本社は町内にあり、農業機械の生産では日本で第4位にランクしている会社です。
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▼揖屋駅からのまっすぐ目線の光景です。

女寅はんの像はこの右、その手前に自由通路があるという形で、このアングルで見る限りでは民家があるだけで店や会社など見当たらず、すぐに突き当たりとなり、線路と平行の道が通っています。
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▼駅からまっすぐの道はすぐ突き当たりに差し掛かり、ここはその右へ曲がる角にある標識です。とりあえずは町役場を目指します。
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▼駅から突き当たりを右へ曲がった通りは昔の商店街風で、個人商店と民家が混在する通りとなっていました。
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▼役場付近まで来たところ。総合体育館?でしょうか。ベ○ッセのマークを連想させる形が目に飛び込んできました。
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▼ごうぎん(山陰合同銀行)などがあるこの辺りは町内の中心地ともいうべきエリアになります。
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▼そしてとりあえずの目的地・東出雲町役場です。

昭和の町役場の雰囲気が残るゴツゴツとした感じの建屋で、そこに映画「瞬(またたき)」の舞台、として強調された垂れ幕がかかっていました。「社会を明るく…」なんて幕は昭和っぽくて個人的に大好きです。
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