JR美濃太田駅 (岐阜県美濃加茂市)
岐阜県美濃加茂市のJR/長良川鉄道・美濃太田(みの・おおた)駅です。
美濃加茂市は岐阜県の南部に位置し、人口は54,216人(2010.9.1現在)です。1970年当時の人口は35,000人余りでしたが、微増を続けながら現在も尚増加を続けているという状況です。元々は太田町という町がありましたが、市制施行される際に加茂郡であった事もあり、美濃加茂市と名乗る事となった為、市名と中心駅名が異なっています。
外国人が人口の1割程度と比較的多く居住している町で、また恵那市に日本大正村というのがあるのに対し、こちらには日本昭和村があるという面白い事になっています。
-JR/長良川鉄道・美濃太田駅-
【市内】市内5駅(JR3、長良川鉄道2)の中心駅 ※当駅をJRのみと見なす場合
【路線】JR高山本線(岐阜-富山間)
JR太多線(美濃太田-多治見間)
長良川鉄道(美濃太田-北濃間)
【開業】1921年11月12日(初訪問は1999年3月)
長良川鉄道は1986年12月11日
【1日あたり平均乗車人員】2,940人/日 (2008年)
【近隣の都市駅】(岐阜方面)蘇原駅→4駅
(富山方面)下呂駅→9駅
(多治見方面)可児駅→2駅 ※新可児で名鉄乗換
(北濃方面)関駅→7駅
▼前回の恵那駅に続き岐阜県の駅です。
JRで複数路線に分岐し、長良川鉄道の駅も持つという岐阜県では要衝となるキー駅です。
初訪問は比較的古く1999年3月、まだ28歳の時でした。当時岐阜県で行った事があったのは関ヶ原、岐阜、大垣くらいで、岐阜県で初めて宿泊したのがこの美濃加茂市、そしてこの美濃太田駅前のビジネスホテルでした。
その後下呂や高山などに寄りましたが、この太田駅前のホテルでは大都市ではないにもかかわらず?!周囲の騒音?が凄くて出歩くのも怖いくらいだったのを思い出します。
ちなみにこの駅ではホームや内部は全然撮っておらず、外ばかりの写真UPになります。写真は10年ぶり訪問時の2009年3月のもので、この時は太多線の駅めぐりなどをしていました。
▼駅前には坪内逍遥先生(1859-1935)の胸像がありました。
江戸時代、尾張藩領であった美濃国加茂郡太田村の生まれとあり、郷土の偉人という訳で、読んだ事ないけど「小説神髄」は有名ですね。あとシェークスピア全集の翻訳も手がけていたとか。女優の坪内ミキ子さんは彼の兄の子(甥)の娘という素晴らしい血統の持ち主なのですが、逍遥の死後に生まれています。個人的には坪内(ミキ子)さんといえば「連想ゲーム」か「意地悪ばあさん」のお母さんのイメージ画強烈なのですが…。
▼駅前広場周辺の様子です。
ルートインのホテルがドーンと建っています。ロータリー部分にはデジタル時計塔があり、そこには日本昭和村のプチ宣伝看板も入っています。
▼2009年当時泊まったのはこちらのシティホテル美濃加茂でした。
人口5万そこそこの町の割に大きなホテルが複数あり、だてに交通の要衝ではないなと感じました。
美濃加茂(みのかも)の名前はやはり高校野球で覚えたもので、美濃加茂高校が甲子園に出た30年位前のことと記憶しています。まだ小学生だったので、この字にこの読みかと不思議な感覚があったものです。美濃を「みのう」だと思っていたので。(「箕面」と勘違いか?!)
▼美濃太田駅の駅舎、全体像です。
▼こちらは初訪問時、1999年3月当時の駅舎の様子です。
基本的には変わっていませんが、下のフロアの部分がここでは何もないというか、2009年の方では賑やかな雰囲気となっているのが、こちらではまだ何の装飾も見られない状態に見受けられます。
現駅舎完成が1998年とあり、ちょうどこの駅舎となった直後に初訪問した格好で、もしももう少し早く訪ねる事があれば(金銭的に無理だったと思いますが…)、旧駅舎を見る事ができたかもしれません。
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