JR中間駅 (福岡県中間市)
福岡県中間市のJR中間(なかま)駅です。
中間市は福岡県の北部に位置し、人口は44,014人(2011.2.1現在)で、かつては筑豊炭田の一角として炭鉱で栄えた町です。北九州市との合併話が住民投票では賛成多数となったものの、市議で不信感が募り結局は白紙に戻ったという話があります。日本を代表する大物俳優・高倉健さんの出身地です。健さんももう80歳になるんですね。
-JR中間駅-
【市内】市内6駅(JR2・筑豊電鉄4)中の中心駅
【路線】JR筑豊本線(若松-原田間)
【開業】1891年9月30日(訪問は2011年3月)
【1日あたり平均乗車人員】 2,092人/日(2009年)
【近隣の都市駅】(若松方面)折尾駅→2駅
(原田方面)直方駅→5駅
▼「なかま」とひらがな表記だといい響きというかいい感じがします。漢字だと「ちゅうかん」と読んでしまいそうですが…。
今はやりの?!楽し-い、なかまが ポポポポーン、と言いたくなる名前?!ではないかな、と。
▼乗ってきた電車が去り行く姿をパチリと。
黒も黄色も赤も青もと九州の電車は色とりどりで見飽きる事はないです、山陽本線沿いから見ると羨ましい事この上なし、って感じです。うちの方で電車見ても「通勤」のに文字が真っ先に浮かんでくるもんで…。
▼ホームは2面3線で跨線橋でつながっています。跨線橋は階段下が多数の骨組みから構成されており、この点も見どころのひとつです。
▼駅舎側のホーム、天井部分の骨組みの見事な様子が窺えます。柱の数も相当なもの。
▼跨線橋は外装はむしろ地味なイメージでしたが、内装はなかなかのもの。
手すりと最下部はブルーラインで、窓の下はこの見事な色の木目、これがひと際目を惹きます。
2・3番線はこの真ん中部分で、左側はエレベーターが設置されています。またその向こうにもう1面あって階段を数段上った後に渡って降りていくという、跨線橋の中に階段のある変則構造となっています。
▼1985年までこの駅を起点に3.5km程を運行していた「香月線」の起点地として記念碑が残されています。元々石炭輸送用の貨物線として1907(明治40)年に開通し、以来80年近く運行されてきましたが、地盤沈下をもたらすとか市の発展を阻害するとか、市や住民からも廃止運動が起こるなどその末期は悲劇的だったといいます。
▼中間駅の駅舎です。
出入口は三角屋根がせり出して、時計もつけられていて、また立派な柱で支えられているなかなかの貫禄を持った駅舎です。横から見ると屋根のせり出し具合や柱の見事さなどが更に分かると思います。
▼駅前のロータリー部分です。
年末のイルミに使われてそうなものですが、この時(3月)の夜に灯っていたのかどうかは分かりません。にしても高く細く見事なものが作られていました。そこにも目が行くのですが、周りにある枝がぐにゃぐにゃっとした木により一層目を奪われてならない中間駅でした。
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