JR群馬藤岡駅 (群馬県藤岡市)
群馬県藤岡市のJR群馬藤岡(ぐんま・ふじおか)駅です。
藤岡市は群馬県の南部に位置し、人口は67,880人(2011.3.1現在)で、藤岡瓦を特産とする窯業の町で、昔から埴輪や国分寺の瓦を焼いた窯跡の遺跡が発見されたりなどしています。
-JR群馬藤岡駅-
【市内】市内2駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR八高線(八王子-倉賀野間)
【開業】1931年7月1日(訪問は2011年4月)
【1日あたり平均乗車人員】 1,190人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(八王子方面)寄居駅→5駅
(倉賀野方面)高崎駅→3駅
▼東武日光線に藤岡駅(栃木市)というのが既にあったため、冠がつく事となったのでしょうが、ここは旧国名が「上野」であり、東京の上野と混同する恐れがあるとの事で現県名である「群馬」が冠されているようです。
富岡市の中心駅などは上野でも群馬でもなく「上州」という形で冠されていますが、当駅は「群馬」なのですね。地名に現県名が冠された駅で他に私が行ったことのある所としては、、
愛知御津(あいちみと)駅:JR東海道本線
ぐらいでしょうか。
東京八王寺と群馬県の高崎を結ぶ「八高線」(はちこうせん)の駅初登場です。このGWに初めて八高線に乗ったのですが、この日は群馬県の未訪市めぐりで、宿泊地の前橋から伊勢崎へまずは行き、引き返して次は沼田、渋川と来て、再び高崎に戻り、そしてここまで来ました。
▼ホームは2面2線で、この跨線橋でつながっています。
この左側のホームは柱と天井の骨組みがピンクに塗装されています。
電車はこのタイプのものでやって来ました。キハ110系というもののようです。白いボディーに草色のカラーが入ったものでした。
▼上の写真ではそれほど跨線橋に心奪われませんでしたが、この角度からとか横からとかで見てみると、その模様の素晴らしさに心奪われるものがありました。
橋の部分の筋交いも素晴らしいのですが、階段部分の一番下の複雑な入り組みにも目を奪われます。
▼跨線橋の柱にも様々なタイプがありますが、当駅のものはメインの柱にコンクリートの太い脚があって、柱には細い筋交いがなされています。また、その筋交いの交点にあたる部分の丸いのがなんとも印象的です。
その筋交いは上から下まで一本線で通っているのではなく、真ん中の丸いところで全て切れている格好で、この部分で力を受けている状態なのでしょうか。
▼こういうアングルで跨線橋をみるとまた素晴らしさを感じる事ができると思います。
当初は藤岡ってどんな町かも知らず、着いた後の事もほとんど考えてなかったんですが、この駅だけでなかなか見応えあるじゃん、という感じになってしまい、色々撮っていました。
▼跨線橋の内部です。
外装には目を見張りましたが、内装はそれほどの衝撃を受けませんでした。
それでも天井骨組みの複雑さは素晴らしいものがあります。
橋部分の上部は窓がなく吹き抜けになっていて、これが窓付きの室内型っぽい跨線橋だと都市駅的な雰囲気を感じるのですが、小都市の中心駅っぽい雰囲気と感じました。
▼跨線橋からの様子です。
駅舎側の屋根周りが重厚で素晴らしく、市の中心相応な雰囲気を醸し出しています。右側ホームは割りに長めな屋根は取られていますが、簡素なイメージを受けました。
▼群馬藤岡駅の駅舎です。
こじんまりとした建屋で、やや高さがあるかなというものでした。
重厚な屋根が独特の存在感を放ち、真ん中の出っ張った三角屋根や横の部分の妻が入った様子など、白い壁とのコントラストが素晴らしく見え、またこのゴツゴツとした感じが印象に残る駅です。
« しなの鉄道/屋代駅 (長野県千曲市) | トップページ | JR旭駅 (千葉県旭市) »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 旅記事総集編(2023.12.31)
- 生活と思い出と世の中と(1985年③)(2023.10.14)
- 英賀保賃貸探訪記・その1(2023.06.12)
- ウェブページ一覧(これまで訪問してUPした駅・市町村一覧)(2020.07.18)
- 一度は見てみたい駅リスト (JR駅-九州地方)(2020.05.02)
「10群馬県」カテゴリの記事
- 群馬/藤岡 藤の咲く丘=藤岡(2018.01.26)
- JR上毛高原駅 (群馬県利根郡みなかみ町)(2017.11.18)
- JR上牧駅 (群馬県利根郡みなかみ町)(2017.05.11)
- 群馬/安中 何はなくとも安中榛名(2017.02.12)
- JR長野原草津口駅 (群馬県吾妻郡長野原町)(2017.02.04)
コメント