西鉄/柳川駅 (福岡県柳川市)
福岡県柳川市の西鉄・柳川(やながわ)駅です。
柳川市は福岡県の南部に位置し、人口は71,229人(2011.2.1現在)で、筑後地方の一都市です。詩人北原白秋の故郷であり、市内を掘割が流れることから「水の都」と称され、柳川の川下りなどが行われている風情溢れる町です。
-西鉄・柳川駅-
【市内】市内6駅(いずれも西鉄)の中心駅
【路線】西鉄天神大牟田線(天神-大牟田間)
【開業】1937年10月1日(訪問は2011年3月)
【1日あたり平均乗降車人員】 11,934人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(伊東方面)花畑駅→11駅
(大牟田方面)大牟田駅→11駅
▼西鉄では久留米と大牟田に挟まれる形になっており、両市ではJR駅があるのに対し、柳川市のみJR駅がなく、西鉄のみとなっています。
当初は柳河駅との表記でしたが、1971年に現表記になっています。
厳密には2005年までは柳川市内の駅ではなく、山門郡三橋町内にありましたが、三橋町が柳川市と合併した為に、新生・柳川市内の駅となった訳です。
▼ホームは2面4線を有しています。
このホームは福岡(天神)や久留米方面、この時は大牟田から西鉄に乗り換えてやって来て、ちょうど独特の西鉄電車が両ホームにある状態でした。
▼跨線橋内です。
なかなか幅が広く、長い跨線橋となっていて、
手前が先ほどの福岡・久留米方面の3・4番線、向こうが大牟田方面の1・2番線となっています。
▼駅出口へと降りるところ。
階段の踊り場あたりの天井から、きれいな飾りがぶら下がっていました。
「さげもん」とよばれる柳川に伝わる吊るし雛の飾りだそうです。
町へ出ると時々店でも見受けられましたが、市内には「さげもん巡りコース」があるほど、多くの所に飾られているようです。
▼駅舎の様子です。
「西鉄柳川駅」と同じ大きさで表記されています。
城下町らしく、白壁と腰の部分にはなまこ壁状の建屋となっていますが、駅舎が思いの外こじんまりとした建屋である事には驚きました。因みに柳川城を築城したのは蒲池氏という当地の大名なのですが、あの松田聖子さんはこの蒲池一族の子孫といわれています。
▼駅前をやや引いた様子で。
駅と離れた隣には「からたち名店街」なる商業エリアがあります。
からたち、の名は郷土の偉人・北原白秋作詞の「からたちの花」からきているのでしょうか。
▼駅からの目線です。
なかなか高い建物が続いていて、都市的な雰囲気は十分にあります。
▼駅前広場をアップで。
「水郷の町 柳川」として川下りの舟に取り付けられた看板が出ており、バックには高いオブジェが立っていました。
▼改めて駅舎です。
駅自体はホントにこじんまりとしたもので、もっと大きな駅舎をイメージしていたので意外そのものでした。
▼駅の向かって左横にある、からたち名店街。
駅内にないので、駅そのものは小さな建屋となっていますが、これも実質的な柳川駅のエリアというところでしょうか。
« 伊豆急行/伊豆高原駅 (静岡県伊東市) | トップページ | JR大聖寺駅 (石川県加賀市) »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ウェブページ一覧(これまで訪問してUPした駅・市町村一覧)(2020.07.18)
- 一度は見てみたい駅リスト (JR駅-九州地方)(2020.05.02)
- 一度は見てみたい駅リスト (JR駅-中国・四国地方)(2020.03.14)
- 一度は見てみたい駅リスト (JR駅-近畿地方)(2020.01.25)
- 一度は見てみたい駅リスト (JR駅-中部地方)(2020.01.02)
「40福岡県」カテゴリの記事
- 福岡/大宰府 太宰府天満宮 道真フォーエバー!(2018.12.19)
- 福岡/行橋 ゆく橋くる橋 正八幡宮(2018.07.07)
- 福岡/柳川② 柳川温泉 輝泉荘あたり(2018.03.30)
- 福岡/柳川① 川下りと華麗なる「さげもん」(2018.03.27)
- 福岡/古賀 フードコートで寄り道(2017.08.12)
コメント