JR豊岡駅 (兵庫県豊岡市)
兵庫県豊岡市のJR豊岡(とよおか)駅です。
豊岡市は兵庫県の北東部に位置し、京都府とも接していて人口は84,833人(2011.10.1現在)で、兵庫県北部の中心都市です。
カバンの生産が盛んな「カバンの町」として知られ、日本最後の野生コウノトリの生息地としても有名で、今もコウノトリの動向が注目されています。また2005年に周辺の町と合併したことにより兵庫県で最も広い市となりましたが、城崎温泉や出石そばの店店なども市域に入るようになり、観光の要素が増したといえます。
-JR/北近畿タンゴ鉄道・豊岡駅-
【路線】JR山陰本線 (京都-幡生間)
北近畿タンゴ鉄道・宮津線(西舞鶴-豊岡間)
【開業】1909年7月10日
【訪問】初訪問-1993年5月
【1日あたり平均乗車人員】 JR-2,007人/日 (2008年)
北近畿タンゴ-198人/日 (2008年)
【近隣の都市駅】(京都方面)八鹿駅→3駅
(幡生方面)城崎温泉駅→2駅
(西舞鶴方面)峰山駅→7駅
▼兵庫県北部の中心都市・豊岡の中心駅であり、JRと北近畿タンゴ鉄道の駅が並び立っている状態です。個人的にも兵庫北部で初めて行った市の駅です。といってもそのはずで、初訪問した1993年5月当時は北部には市はまだこの豊岡しかなかったので(笑。
この当時、仕事が終わって連休を迎える前夜に、毎月のように山陰へ行っていたのですが、直に伯備線では終電に間に合いそうにないため、いっつも和田山→豊岡を経由して、夜行の急行「だいせん」を待ったものでした。この豊岡に23時台について、そこから2時間ほどの待ち時間、近くのホテルの下の食堂でビール飲みながら遅い晩飯したり、次の日の期待にワクワクしながらウトウト寝たり、ウォークマン聞いたり、それはもう幸せ溢れる時を過ごしていたのでした。
▼初訪問は1993年と書きましたが、このホーム周辺を撮る事がなかなかなく(当初は夜中の訪問ばかりでもあり)、2010年になってようやく駅内部を初めて撮る事となりました。1993年5月から毎月のように晩に寄って急行を待ち…、とそんな時期が1994年3月頃まで続きました。
それ以降は、伯備線経由でその日の晩のうちに着く事ができるようになり、夜行に乗る事もなくなったので、1996年頃に少し寄って以来、2004年まで訪ねること自体もなくなっていました。駅外の写真はその時にようやく撮りましたが、この時とて内部の写真は撮ってなかったのでした。あとは2008年に初の豊岡泊で訪ねて、そしてこの写真の2010年の訪問と、ざっと訪ねた遍歴はこんな感じでしょうか。
2010年9月訪問時は、辺りは大工事中でした。それ以来行ってないので、様子を見たいものです。
▼北近畿タンゴ鉄道の駅舎、というか乗換え口にあたる部分です。
▼同じ乗換え口、ちょっと撮ってる場所は違いますが、2004年当時はこんな感じで、すぐ乗り換えできた印象でしたが、上の2010年版は両者の間に仕切りがあって移動距離が長かった気がします。工事中だったからでしょうか。
▼JRと北近畿タンゴ鉄道の共存のためか広いホームとなっています。
▼このホームの右側に北近畿タンゴ鉄道宮津線のりば、との案内表示があります。
右側ホームの電車はまさにそのもので、これで西舞鶴方面まで向かいます。
この時は、タンゴ鉄道の未訪問駅を少しずつ訪ねて行って、携帯が途中で壊れたためショップへ寄りたくて早く切り上げて、ここへ戻ってきたところでした。どっちみちここへは寄るつもりではあったのですが、切り上げざるを得なかったので明るい写真がとれたという、それはそれで嬉しい誤算だったのでしょうか。暗い時に寄ることが殆どだったので…
▼上の写真と反対方向のカットですが、この木造ホーム屋根の素晴らしい事ときたら、この辺りの山陰本線の香住とかも木造の素晴らしいホーム屋根だったりして、それだけでも見る価値は存分にあると思います。
▼だいぶ光入ってしまってますが、タンゴ鉄道側の豊岡駅の駅名標です。
終着駅につき、隣駅は片側のみです。その隣駅である但馬三江駅こそが私が兵庫県で唯一未踏の駅なのです。。この時も携帯が壊れなかったら寄るはずでしたが…。
すぐ下の写真が2010年、その下が2004年当時のものです。長年このタイプの駅舎で、両者見てもあまり変わりがありません。
でも…
この後、2011年2月に新駅舎が誕生しました!!
まだ、その姿を見ていません、、
これを作るために、この時工事しまくってたのか、、と2010年訪問時に思ったかどうか、
今はもう下の写真の駅舎は取り壊しているのだとか。この訪問の5か月後に新駅舎が利用開始となっています。その新駅舎の写真は、この記事を書いてる今初めて見ました。
これはまた、行ってこなければ…
▼駅前のショッピングセンター「Aity」周辺の駅前風景です。
この時は翌々月に運行開始となる新型特急「はまかぜ」が猛アピールされていて、この幟の並んでいる事!
ちなみにこのAityへの通路はそれまで、駅を出てから道路の手前部分の階段を上って通っているものでしたが、現在の新駅舎は改札から直通になっているそうで、実質の駅ビルだという記事を見受けました。確かにそれは進歩かもしれません。余談ですが、加古川駅とヤマトヤシキは絶対そのような関係になれず、中途半端なエスカレータ付き通路が作り変えられるのみで現在に至っています。
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