甘木鉄道/甘木駅 (福岡県朝倉市)
福岡県朝倉市の甘木鉄道/甘木(あまぎ)駅です。
朝倉市は福岡県のほぼ真ん中に位置し、人口は55,818人(2011.11.1現在)で、2006年に旧・甘木市(合併前人口約41,000)と旧・朝倉郡の2町が合併してできた新しい市です。旧郡名が新市名として採用される形となり、甘木市の名前は消滅しました。福岡藩の支藩である秋月藩として栄え、秋月城跡が県の史跡に指定されています。
-甘木鉄道・甘木駅-
【路線】甘木鉄道甘木線(基山-甘木間)
【開業】1939年4月28日
【訪問】2011年11月
【1日あたり平均乗車人員】 不明
【近隣の都市駅】(基山方面)小郡駅→8駅
▼前回の基山駅に続き、甘木鉄道の駅の登場となりました。
甘木線は約13.7kmの区間ですが、基山駅(JRに乗換え)が起点でこの甘木駅が終点で、この間に小郡駅(西鉄に乗換え)があり、この3駅が主だったところです。
甘木駅は西鉄もありますが、ここから約100m離れた別物であり、乗継としては距離もさほど遠くないので、そんなに不便ではないと思いますが、やはり離れた所にあるので、気持ち的に別物という感じになるのかもしれません。建屋も全然別物となるため、ここではあくまで甘木鉄道の駅としてとりあげます。
元々は旧・甘木市の中心駅で市名を名乗っていた格好でしたが、合併で市名が変わってしまい、市名=中心駅名という図式が崩れてしまいました。それでも今も中心駅には変わりありません。ちなみに朝倉駅というのは愛知県知多市の代表駅として名鉄に存在します。知多市→朝倉駅、朝倉市→甘木駅という市名と中心駅名の関係です。
▼ホームのど真ん中で植物が栽培されているという、特殊な光景を目にしました。
端っこでガーデニングされたりとかはたまに見かけますが、こんなど真ん中ではあまり見たことがないですね…
▼ホーム横のブルーのでっかいアーチ。これは洗車の設備なのでしょうか。。
▼ホームは2面3線あり、ホーム屋根の骨組み部分の緑のペイントが印象的です。
ホームには待避線、側線含めいろんな電車が停まってて、なかなか活気があるというか見ていて楽しかったです。
▼あんな電車もこんな電車も、と宝庫さながらといった感じでした。
基山駅の記事でも触れましたが、1986年に開業した甘木鉄道はこの時(去年ですが…)開業25周年という事で、車体のヘッドマークもこれを記念したものとなっていました。
▼両ホームき跨線橋ではなく、この構内踏切で結ばれていて、そのまま改札へ。
改札にも開業25周年を記念した横断幕が張られていました。
ちなみに構内踏切上にも屋根があり、何気にいい感じでした。構内踏切方式では屋根のない駅が少なくないのですが、ここはしっかり設けられていて、そういう部分への配慮も感じられました。今までそんな事気にしたこともありませんでしたが…。
▼改札を出た所です。
通路上に待合ベンチがありますが、左側にも別室で待合室が設けられています。
屋根が高くなっていて、窓周辺にパネルが貼ってあったりしました。あとこの建屋内に市の観光協会も入っています。
▼駅前のロータリーです。
周りは割に穏やかな雰囲気ですが、ロータリーは真ん丸で植込みも整備が行き届いて整然とされています。
▼甘木駅の駅舎です。(甘木鉄道の)
西鉄の駅舎はこれよりはコンパクトなものとなっています。
真ん中部分が平屋ながら高屋根になっていて、やや大規模感を出すのにひと役買っている感じです。
ここもまた開業25周年横断幕が出入口に張ってありました。一大イベントなんですね。訪問時は気にかからなかったのですが、こうして記事UPする段になって改めてその事に気づかされました。
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