JR川内駅 (鹿児島県薩摩川内市)
鹿児島県薩摩川内市のJR横手(よこて)駅です。
薩摩川内市は鹿児島県の北西部に位置し、人口は99,173人(2012.4.1現在)で、2004年には旧・川内市を筆頭に実に1市4町4村もの9自治体が合併し、新生・「薩摩」川内市として10万都市(当時)となりました。
-JR川内駅-
【路線】JR九州新幹線(博多-鹿児島中央間)
鹿児島本線(川内-鹿児島間)
肥薩おれんじ鉄道(八代-川内間)
【開業】1914年6月1日
【訪問】2009年7月
【1日あたり平均乗車人員】JR-2,621人/日 (2009年)
肥薩-160人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(博多方面)阿久根駅→7駅、
新幹線では出水駅→隣駅
(鹿児島方面)串木野駅→3駅、
新幹線では鹿児島中央駅→隣駅
▼駅名標(新幹線)
新幹線の駅名標です。2004年に開業した九州新幹線が停車し、在来としてはここを境にJR鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道とに分かれ、そういう意味でのキー駅になります。
「せんだい」というと、真っ先に宮城県の仙台が浮かびますが、ここも川内と書いて「せんだい」と読みます。旧市名がそのまま駅名として残る事となっています。
▼ホーム・1
新幹線ホームのエスカレータ手前に電光掲示の列車案内があります。
こちらは鹿児島中央方面で、新幹線としてはこの鹿児島中央で終わりとなります。
▼ホーム・2
上の写真から引いたカットです。
安全柵の部分がよく見えますが、さすがは九州新幹線、バッチリ柵がなされているな、と思いました。山陽新幹線ではあまり見られない光景に思えます。
▼大綱
川内では、川内大綱引という祭事があり、鹿児島県の民俗文化財に指定されているといいます。その歴史は古く、1600年に関ヶ原の戦いに向けて兵士の士気を上げるために、島津氏が始めたとされています。
これはその祭事で実際に使われた綱だそうで、長さ365m、直径35cm、重さは5tにもなるそうです。5㌧もの物体がこの上に乗っているという自体、すごい事だなと感じます。
▼自由通路
当駅は橋上駅舎で、改札を出るとこのような自由通路となっていますが、窓側のベンチのある辺りは床面が波型模様になっていたり、平板なものになっていなくていい感じです。
川内川にはカッパにまつわる伝説があるといいます。
鹿児島ではカッパの事をガラッパといい、良くも悪くも色々と伝説があるようです。駅前には多数カッパの像が見られ、河童地図なるサイトもありました。
▼駅前を見下ろして
駅前の街並みが一望できるカットです。
ホテルが立ち並んでいたり、そこそこの街並みが整い、中央に広い道路が通っています。
▼川内駅 駅舎
建屋の半分強程度の屋根部分が緩やかなカーブを描き、それ以外はカクッとした感じでいろんな形の見られる駅舎です。
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