JR深谷駅 (埼玉県深谷市)
埼玉県深谷市のJR深谷(ふかや)駅です。
深谷市は埼玉県の北部に位置し、人口は143,797人(2012.6.1現在)で、深谷ねぎの生産が有名な街です。
また近代日本経済の父といわれる渋澤栄一 (1840-1931)翁の出身地でもあり、彼の設立した「日本煉瓦製造」が創業されたこともあって、「レンガの町」としてもアピールされています。
-JR深谷駅-
【路線】JR高崎線(大宮-高崎間)
【開業】1883年10月21日
【訪問】2008年8月
【1日あたり平均乗車人員】 10,402人/日 (2010年)
【近隣の都市駅】(大宮方面)熊谷駅→2駅
(高崎方面)本庄駅→2駅
▼駅名標
ここに来たのは4年前の2008年の盆休みでした。
北陸本線を富山県の途中まで1駅ずつ行ってから、新潟県の高田泊、越後湯沢などを経て群馬県の桐生泊、そして大宮へ出てから残りの時間でこの高崎線の駅を行けるだけ、って事でその旅行の最終日でしたが、ここに来てホントに良かったとつくづく思いました。
▼ホーム
冒頭、ここへ来て良かった、と書きましたが、
これを見るとその事が分って頂けると思います。
向こうに見えるこの素晴らしい風景、これ自体が深谷駅の駅舎なんです。
「ミニ東京駅」の異名を持つ東京駅の駅舎をモデルにした建屋です。
これも渋澤栄一翁の残したレンガ会社→レンガのまちづくりによるものでしょう。
すぐの様子です。
ここは2F部分で、少しだけのスペースで広場状になっています。
サイドは橋の欄干のようになっていて、それもかなりオシャレな感じです。
北京五輪の幕が張ってある事からも2008年の訪問だと分かると思います。
▼駅前広場 俯瞰
2F部分から降りていかんとするところです。
床もこのようなレンガづくしで、右の部分は同心円状に広がるレンガに草花が覆う癒しのゾーンとなっています。
▼階段を下りると
上の写真が階段の上からで、こちらは下からのものです。
これまた手すりの部分がめちゃくちゃ豪華です。
宮殿さながら。埼玉北部に居て、東京駅に居る気分が味わえるというものですね。
▼青淵広場
青淵は「せいえん」と読み、先述の渋澤栄一の雅号だそうです。
駅前はこの青淵広場としてスペースが取られており、渋澤氏の銅像も立っています。
日本経済の父ともいえる存在を郷土の偉人にもつこの街は素晴らしいと思います。
▼青淵 渋澤栄一像
ということで渋澤栄一像のアップです。
和服着てますが、頭のてっぺんに見えてるのはチョンマゲではありません、たまたまこの位置に鳩が止まってただけです。絶妙の位置に止まってますね…
▼深谷駅 駅舎
日本の駅でも稀にみるほどの素晴らしい駅舎(と個人的には思ってますが…)、ここから先は思う存分、その素晴らしさを御堪能下さい!
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