大分/豊後高田 大交北部バスターミナル
大分県豊後高田(ぶんご・たかだ)市、大分県の北東部・国東半島北西に位置し、人口は23,474人(2012年12月1日現在)で2005年に旧・豊後高田市と旧・西国東(にしくにさき)郡真玉(またま)町、香々地(かかぢ)町の1市2町で対等合併しています。
って、地名的に難しいものばかり冒頭から出てきました
豊後高田市は「たかだ」と濁ります。竹田市の中心駅「豊後竹田」は「ぶんご・たけた」と濁らず、実に紛らわしいものがあります。おまけにここと合併した2町の読み方も難しいときて…
高田という市名は多く、今は上越市となった旧・高田市(新潟県)や大和高田市(奈良県)などもあり、ここも大和と同様に旧国名「豊後」を冠する形で名乗っています。
昭和の町、を前面に出し、昭和の雰囲気そのままにキープしたような商店街が続くところです。
▼豊後高田バスターミナル
豊後高田市は鉄道が通っていないので、バスでやって来ました。
JR宇佐駅前のバス待合所から乗って約10分、240円だったでしょうか。
下側の写真の向こう側がバス待合室で、その待合室の脇の通路を過ぎると、バスセンターの建屋出口に至ります。
宇佐駅へのバスは1時間に1,2本というところですが、土日祝は午前中は2本、午後は1本が主となっており、宇佐駅からも同様の本数ではないかと思い、それほど多いわけではありません。
また、終バスの時間帯が結構早く、土日祝は16時台が最終という、これ知らずに訪ねたら、帰ろうと思った時にタクシーしかないという事に…。車で10分くらいなので、そんなに困る事ではありませんが。8時台から16時台までしかなく、12時台は1本もない土日祝ダイヤ、限られた時間の中で旅するので、こういうのだけは押さえとかないと、、という事になります。
▼バス待合室
3枚載せました。
一番上は待合所外から。
真ん中は室内の様子、一番下は室内から外をまっすぐ見た様子で、ターミナルの光景がよく分かると思います。
室内にある椅子やベンチには渋いのもありました。床の自然な感じ?!も年季入ってて個人的には好きです。
外にもベンチがありますが、今の季節はやはり中に入って待っていたいものです。
▼待合スペース
右に隠れている部分が上の写真の待合室との間の通路にあたります。通路を隔ててのこのスペースという事になります。
昭和の町を前面に謳う豊後高田ですが、こんなスペースでも昭和丸出しの雰囲気です。ど真ん中の2本の柱も経年を感じさせ、goodです。
▼大交北部バスターミナル
ということで、この記事最後は(バスターミナルだけで記事にしてしまいましたが…)、バスターミナルの建物です。
これが豊後高田の交通の中心地、鉄道でいうと中心駅のようなものでしょうか。「大交北部バスターミナル」というだけで、豊後高田の文字は入っていません。
「空港連絡バスのりば」の表示もあり、空港へバスでここからアクセスできるようです。大分空港は同じ国東半島で、隣接する国東市にあるので、割に近くであり、ここでの時間表示も45分となっています。無料駐車場有、との事で、パーク&ライド的な利用もできるのでしょう。
バスターミナルだけで1記事にしてしまいましたが、自分の中ではこういうのも含めて「旅行」かな、というてところです。勿論ここを下りてから旅をして、昭和の町も堪能できました。
残念なのは、この様子からも窺えると思いますが、悪天候なのでした…
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