東京/羽村 五ノ神まいまいず
東京都羽村市、JR羽村駅からの歩き旅です。
羽村駅では素晴らしい駅舎に出会った訳ですが、東京の都市で観光として恵まれたかというと分かりませんが、まぁここではなかなかのものに出会えてうれしい誤算でした。
▼五ノ神神社
創建は推古天皇時代の601年といわれている古社です。
宝亀年間(770-780)に熊野五社大権現を祀った事から、元は熊野社と称し、五ノ神の地名になったといわれています。
▼囲われたもの
上の神社の写真だけでは、単に東京の西の都市に行って神社を見てきました、というだけになるのですが、この神社の中はこれにとどまりません。
こんな大きな囲いが!
思わず、何だろうと見に行かずにはいられないというものです。
古墳にしては小さいし、なんなんだろうか…と。
▼まいまいず井戸
これがタイトルの「まいまいず井戸」です。
まいまいとはカタツムリの事ですが、地面をすり鉢状に掘り下げて、カタツムリの殻のような螺旋状の小道の中心に井戸が掘られているというもので、埼玉西部や東京多摩地域といった武蔵野台地に多く見られる形だそうです。
これは武蔵野台地の土壌による部分が大きいようです。
それにしてもこんな形の井戸は初めて見たので新鮮でした。
▼あまた分岐
最後は同じく境内にあったものですが、根なのか枝なのか??多数の分岐がなされた木の一部、不思議ないでたちでした。
これを見て「ウルトラマン」に出てきた四次元怪獣ブルトンというのを思い出すのは私だけでしょうか?
まいまいず井戸にも劣らない存在感を放っていました。
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