神奈川/三浦 早咲き桜と冬の海
神奈川県三浦市、京急/三浦海岸駅からの歩き旅です。(2011年2月)
ここへ行ったのは今から2年前ですが、2年前のちょうど今頃であり、季節的に旬な話題をupしたいと思います。
▼桜まつり 立看板
桜まつりはどこの街でもあれど、2月上旬~3月上旬が開催期間というのはそうそうないと思います。早咲きの河津桜、時期にするともうすぐ終わりという事になるんですね…
桜まつり自体は、この三浦海岸駅から離れた所が会場となっていますが、この駅前でもじゅうぶんこの早咲き桜が楽しめます。
▼駅前の早咲き桜
駅記事でも一部出しましたこの桜、「別記事で存分にupしたい」と書いておきながら2年も引っ張ってしまい、ようやくの登場です。
ホントに駅降りてすぐの所で、そして2月に、こんな桜が見る事ができるんです!
2月にここで見て、4月に本来の桜を見て、GWに北海道に行けば、1年に3つの時期で桜を見れる訳です(笑
▼まだまだ桜
提灯が並ぶ中を桜が咲き誇っていたりして、写真だけ見るとすっかり春のようですが、結構寒い時期なのです。
駅と桜の関係は、下の3枚中いちばん下の写真で見えますが、これより前で御紹介の桜の写真はこれよりまだ駅に近い所のものです。
ちなみにここから線路沿いに約1kmにわたって桜が植樹されているというので、まだまだ楽しめる事でしょう。
元々ここに来たのは、未訪市訪問の旅で三浦市に来る事だけでした。ただ中心地が隣駅である三崎口駅かここかが分からず、市名である三浦の名が入ってるし、「海岸」とあれば海ぐらいは見れるだろう、という軽い気持ちだったのです。が、嬉しすぎる誤算で、なんと早咲き桜がある、しかもこの時期!という事を駅のホームに降り立ってから知る事となりました。
もし三崎口で降りていたら、この存在に気付かなかったかもしれず、ホントに色々偶然が重なってツキを感じました。
▼BIG招き猫
駅前の某店先にて。
戸口とほぼ同じ高さのでっかいエアの入った招き猫が置かれていました。
ここ三浦海岸駅前は真ん前の道もあるのですが、横の高架をくぐったこの道路を通って海へと向かう事としました。向こうが海側です。
▼海防陣屋跡
三浦海岸駅から海へ向かう途中で出くわしました。
1847年に幕府が異国船の脅威に怯え、江戸湾の防備に着手し、三浦半島では当時の彦根藩主・井伊直弼が警備を命じられ軍政本部を置いたといいます。
その後、長州藩→熊本藩が警備に当たり、長州藩では木戸孝允、伊藤博文といった後の世を動かす人材が、衛士として赴任したとあります。司馬遼太郎「龍馬がゆく」では、木戸と龍馬がこの地で初めて出会ったとの描写があります。
▼海が見えてきた
途中小道に入っていますが、海が向こうに見えてきました。
駅からは直線距離にして300~400㍍というところです。
ただ、三浦半島でも先端からはかなり離れていて、駅から降りて横っちょの海に面している所に出る、という感じになります。電車が半島の先端まで通っておらず、終点の三崎口(隣)駅からでも5,6kmはありそうです。
▼海岸と道路
海岸沿いの道路まで出てきました。
道路と防波堤と三浦海岸海水浴場とのカットです。
下の方は別地点ですがやはり海沿いで、「さくらまつり」と「三浦国際市民マラソン」の幟が交互に出ていました。
▼三浦海岸海水浴場
最後はこの海の写真です。
上から、正面、左向き(北側)、右向き(南側)です。
北向きで見えている陸地は横須賀市久里浜の方向、南向きは三浦半島の先端付近になります。海岸線が両方ともぐるっと曲線を描いていて、景色が単調じゃなくていいもの撮れたなという感じでした。
夏は海水浴客で賑わうのだと思いますが、冬の海が昔から好きで、機会があれば必ず行きます。夏よりも冬の海が好きかなというくらい。
ともあれ、今時期は三浦半島は旬です。
ひと足早く桜を見たいと思われる方には絶対おススメです!
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