大分/国東 大分空港・雨模様…
大分県国東(くにさき)市、大分県の北東部・国東半島に位置し人口は30,718人(2012.12.1現在)で、2006年に旧・東国東郡4町が合併してできた新しい市です。大分県の空の玄関・大分空港は他ならぬ当地にあります。
が、この市ではこの空港敷地近辺しか歩き回れませんでした。そんな国東市の景色の一部を!(2013年1月)
▼大分空港着
大分県の市では豊後高田市と共に鉄道駅のない当市へは、別府駅からバスで訪ねました。別府駅から40分余で1,450円でした。あまり便数がなかった印象だったので要注意です。
個人的に大分県で最後に訪ねた記念すべき市であり、ここへの到着をもって大分県の市を全制覇でした、そんな2013年1月の出来事でした。ここから発って1月連休の旅を終わらせる、一連の旅で最後に訪ねた地でもあります。
実際にバスで降りたのはもっと空港入り口寄りで、タクシーの停まってる辺りです。
▼高くそびえるもの
空港前の高く建つものたちです。
それぞれ役目は全然違えど、その壮観さに目を惹かれるところはおんなじです。
▼「里の駅 むさし」
空港横にあった産地直売所兼軽食コーナーのある「里の駅」です。
到着からフライトまで2時間半程あったのですが、ここから国東の中心に行きたいと思えど、それらしいバスもなく、おまけにそこそこの雨で、だいぶ歩き疲れもあり、かなり諦めモードで、空港中心に国東らしい何かを探す旅、という趣向に切り替えました。
空港外で近辺で寄れそうな所といえばここぐらいかな、という感じで寄ってみました。新鮮な野菜が売っていて、反対側は軽食コーナーでしたがだいぶオーダーストップになっていたのかお茶程度しかできない状態でした。
▼里の駅前
里の駅が手前である事を示す標識が出ていますが、このすぐ手前右にあり、この手前方向というのは空港への入口方向とイコールです。
つまりここを進むと空港から離れていくのです。
そんな所に里の駅の軽食コーナーで売っている食べ物等々幟が立ち並んでいました。数や時間に限りがあったりするので、このあたりは要注意です。
ともあれ空港前の町の様子を見に、ここから少し離れていきます。
▼大分空港 遠景
空港からこれだけ離れて、空港建屋と平行に通る道路から建屋全体を眺めました。
地方空港だからと侮るなかれ、結構車が停まっていました。
▼こちら国道213号
空港建屋と平行に走るその道路とは、、この国道213号線です。
別府市から国東半島の海岸線を経由して中津市へ至るという全長125kmほどの国道です。
ここに出ている標識の地名は「安岐町」となっていますが、かつてはこの安岐(あき)町自体が自治体名でしたが、現在は国東市安岐町…という形になっています。
▼大分空港 アップ
特に出入口周辺をアップで撮ったものです。
大分空港の文字がハッキリ見え、屋根にその影も微妙に映っているのが見えます。
ちなみに今まで行った空港で直近はこの大分空港ですが、訪問順に列挙すると、
庄内(1995年)をはじめとし、
伊丹(同)
那覇、関西(共に1997年)
石垣、与那国(共に2000年)
女満別、新千歳(共に2005年)
神戸(2009年)
茨城、秋田(共に2012年)
宮崎(2013年)
と、フライトした事のある空港が13にもなりました。
成田や羽田は行った事もないんですよね~。
▼空港へのアクセス
という事で特急バスの案内がありました。
空港外は歩いたものの雨だし、特に見るものもなく寒くという事で、ここからは空港施設内でのんびりする事としました。チケットは飛び込みながら着いてすぐにゲットできたのでフライトまで安心という訳でした。
別府駅前は1,450円、大分も中津も宇佐も1,500円とほぼ同等なのがスゴイですね。
ちなみに下に並んでいるのはバスチケットの券売機です。
▼大相撲宇佐場所
この訪問の前月にあたる2012年12月に宇佐で行われた大相撲の巡業のものです。
双葉山生誕100年記念とありますが、双葉山は郷土の英雄で、1912年宇佐市で生まれたのでした。不滅の69連勝など輝かしい実績を誇り、相撲の神様のような存在ですね。
先ほどとは全然違う場所で空港施設内2Fの天井付近にいろんな看板が立ち並んでいた中の1枚です。
まさに「昭和の大横綱」で、その初代にあたる人物だと思います。大鵬さんが死後に、千代の富士は現役中に国民栄誉賞を受賞しましたが、双葉山なんてもっと国民に対する影響力が強かったのではないかな、と思いますが…
▼イベントコーナー
空港施設内の一角にあった、県内の臼杵や津久見の紹介コーナーのようなところにて。
写真は「うすき雛」です。
江戸時代、臼杵藩では質素倹約のもと、このような紙のお雛様をつくる事しか許されなかったといわれ、それが名物化した形で、当地ではシーズンになると何千体ものこの「紙雛」がお出迎えするのだとか。
ちょうど今時期はその「シーズン」であり、3千体が出迎え あすから、うすき雛めぐり ←このような記事がありました。
大分の特産品「かぼす」がジュースになっていたので、空港の一角のお店で外を見ながら頂きました。
ビタミンCやクエン酸が豊富って感じで、なかなか酸っぱいですが旅の疲れも取れそうでした。
実際、ビタミンC量はレモンと遜色なく、クエン酸量については、すだち、ゆず、レモンなどの柑橘類系では群を抜いて多いそうです。
▼だんご汁
これも空港内の和風レストラン「なゝ瀬」さんにて頂きました、大分の郷土料理「だんご汁」です。
オーダーとしては、炊き込みご飯のついた「だんご汁定食」ですが、とにかく具が豊富!です。中でも印象的なのは、小麦粉を固めて作られた平たくて太い一本ものの麺で、これが何本も入っていて、独特の食感があります。
他にごぼう、にんじん、しめじ等々あり味噌煮込みでしょうか、独特の味わいがありました。この時の旅ではあまり郷土料理にありつけた記憶がないので、最後にこのようなご当地モノを食べる事が出来たのは本当に良かったです。
その後、別のレストランでコーヒータイムを取って、フライトを待っていました。
願わくば次来る時は、この国東の中心街や名所を回りたいですね…
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