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2013年2月11日 (月)

和歌山/新宮 カラフル徐福公園

和歌山県新宮市、JR新宮駅からの歩き旅です。

といっても、駅前ちょこっと見ただけですが…

新宮市観光ガイド

さて、和歌山県の市で駅以外の記事書くの初めてだと思います。そんな県が今まだいっぱいあって、ちょこちょここんな旅記事をupしていってます。

という訳で和歌山県の市で1発目はここ新宮市。

駅前の観光ガイドの写真から。

線路は市域の東部を斜めに横切るように通っていて、、真ん中よりやや右上が当駅です。

東には日本海があり、北は熊野川が東西に流れています。

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鳩ぽっぽ歌碑と東くめ

といっても「ポッポッポ 鳩ぽっぽ~」の方ではありません、この曲は正確には「鳩」というタイトルであり、「鳩ぽっぽ」は下記の碑の歌詞のものです。

作詞者は郷土出身の東(ひがし)くめ(1877-1969)/作曲はあの滝廉太郎というコンビです。

東くめは日本で初めて「口語で」童謡の作詞をした人物として知られ、他にも「お正月」(「もう~い-くつ寝ると~」のやつです)の作詞者でもあり、1962年にはここ新宮市の名誉市民となっています。

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「鳩ぽっぽ」の歌詞碑の周辺に、まさにその鳩たちが群がっていました。

白い鳩って見るとなんか幸せな気分になります。

ちなみに「鳩ぽっぽ」の作詞者・東くめは新宮の人ですが、長野市の善光寺の鳩を見てこの曲が出来るに至ったとされています。

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駅前の中国?!

駅前広場の左向こうすぐにあるこの中国風の楼門は「徐福公園」の入口です。

駅を出ると目に見える範囲内にあるので、ここに来たけれどあまり時間がない(←まさにこの時の自分の状況がそうでしたが…)という場合は、まずここを見ておくと良いと思います。

徐福とは、古代中国の方士で、秦の始皇帝に「不老不死の霊薬がある」と具申し、東方に船出し、王となり戻らなかったと伝わる人物です。

その徐福にまつわる伝説のある地はここ以外にも数多いといい、彼にまつわる伝説もその土地により様々といわれますが、徐福の墓が当地にある事に因み、この公園がつくられているようです。

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狛犬

狛犬も和風ではなく、唐風の雰囲気でした。唐獅子なのでしょうか。

日本の神社の狛犬は、「阿吽(あうん)」の呼吸で、一方が口を開け、もう一方は口を閉じていますが、ここのは両方共大きく口を開けていました。

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徐福像と不老の池

1997年に建てられたこの徐福像は御影石製で、高さは1.9㍍重さは1.5㌧あるそうです。ちなみにこの公園自体ができたのは、その3年前の1994年です。

像の脇には池があり、七人の重臣になぞらえて、彼らの有していた7つの徳に因み、それぞれ1文字ずつ漢字の刻まれた7本の柱が建てられ、7匹のコイが泳いでいるといいます。

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徐福顕彰碑

幕末期1834年に仁井田好古の撰・書により建てられる予定だったものが、運搬の途中で台風により船が沈み陽の目を見る事がないままでしたが、約100年後の1940年に皇紀2600年を記念して残った文書に基づいて建立したといいます。

徐福の墓も付近にありますが見落としていました。

この顕彰碑の真横に「徐福の墓」との説明板がついていたので、これが墓と思ってしまって…。
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楼門 いろいろ

色んな角度や大きさで撮ったものです。

色々違った顔が見えてきて面白いというものです。

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この後、バスに乗って串本の方へと向かいました。

新宮駅前の滞在時間は約20分、あまり詳しく街を回っておらず、徐福公園だけで満足してしまった部分もありますが、バスの車中、新宮城跡に出くわした事もあり、今度はこの辺りを巡ってみたい、というところです。

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