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2013年2月27日 (水)

長野/須坂 蔵のみちへ

長野県須坂市、長野電鉄/須坂駅からの歩き旅です。(2011年4月)

駅前通り

須坂駅の駅前広場を出てすぐ、まっすぐに通っている道路です。

入口にあたる部分には時計つきのゲートが設置されていて、「駅前末広会」とあり、このまっすぐに続く道は「中末広通り」とよばれています。

須坂ってあまり都会的なイメージを持っていませんでしたが、少なくとも駅前はなかなか市の中心らしい雰囲気をもっています。

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竜の里

その中末広通りを進行します。

独特の街灯が立ち並んでいますが、よく見ると「竜の里 須坂」とありました。

市内に竜が伏したような臥竜山という山があり、臥竜公園というのがありで、それらに因んでのことと思います。当地で開催されるマラソン大会も「竜の里須坂健康マラソン大会」と名付けられています。

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桜木町通り

駅前の中末広通りを進んで一つ目の信号「須坂駅前」交差点を右斜めに曲がる形ですすんでいくところ、「桜木町通り」という名の石碑がありました。

昭和色の濃い看板の続く商店街、そんな通りを進んで行きました。

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蔵のみち 入口

須坂ってどんな町か?来る前は想像つかなくて、予備知識もあまり入れなかったので、正直あまり期待せずにやって来たのですが、この「蔵のみち」は嬉しい誤算で、須坂らしさを明確に記録にも記憶にも残すことが出来ました。

須坂は明治から昭和初期にかけて、製糸業が隆盛を極め、当時建てられた蔵造りの建物が今も数多く残っているといいます。

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ぼたもち石

建物の下を支えているこの丸いぼた餅みたいな形の石を指します。

こんな丸こい形の自然石を生かしつつ、間は隙間なく埋め、外面は平らになるように積まなければならず、相当手間がかかるとされています。

現在この技法を受け継いでいる石工はなく、製糸業で栄えた往時を偲ばせる貴重なものとなっています。蔵の建屋の下にこの石積みなので、上から下まで目を惹きます。

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旧 牧新七邸

下の2枚の写真は同じ邸宅内で、製糸業華やかなりし頃に製糸家の牧新七という人物が建てた住宅兼店舗とのことです。

今では須坂クラシック美術館として稼働中です。

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蔵の町並み

旧・谷街道として石碑が立っていました。

谷街道は現在の長野県千曲市から飯山市に至る街道で、須坂宿はその真ん中近くにあたるようです。

この建屋の並びで、道路がアスファルトでなかったら、もっとリアルに宿場町を感じる事がてきたかも、と思いました。

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あらなあに

という名のお店?!それこそ「あらなぁに」でした。

店名と建屋のギッャブが何ともいえませんでした。蔵の通りに続いている以上、建屋的にこういう流れになるのかなと。

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これでもか白壁

白壁の建屋がずーっと続いていました。

GW時期の青い空に実によく映えます。

こんなきれいな白壁もあれば、年季の入った白壁、黄色っぽい土壁、多様な和風建築がそこかしこにある、そんな須坂の蔵の通りです。

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