京都/南丹 園部城跡あたり
京都府南丹市、JR園部駅から徒歩で行った園部城跡の様子を。(2012年5月)
園部駅へ初めて行ったのは2006年11月ですが、その時は駅前をチョロっと歩いただけで、それから5年半、当時歩いて行けると思ってなかった園部城へ行く事が出来ました。
▼史跡 園部城跡 碑
木で隠れてますが、城の塀と門が見えます。そしてその前に「史跡 園部城跡」と。
これが園部城跡なのかぁと思って入って行こうとしました。
そのまま入っていけない所でした、府立園部高校、高校の門なのです。
高校の門がこんな立派って羨ましいですね、、実際にこれは園部城の大手門だったものです。
城門と同じように完全に閉ざされるんだな、と妙に感動しました。普通の学校の門ってスライド式だったりとかするな、と思って。
園部城は今の園部高校の場所に主要部分があったといわれています。また日本の城郭としての最後の建造物であるともいわれており、江戸時代を越えて明治になった1869年に新築完成しています。明治時代になって新たに城がつくられたという事実に驚きました。
▼説明板
高校前にある園部城跡の説明板です。
小出氏という外様大名が城主として治めていましたが、幕末まで250年間全く国替えがなかったという安定政権だったんですね…
▼園部公園
園部高校を離れて、すぐ傍のこの園部公園へやって来ました。
南丹市役所はじめ色んな施設がこの辺りに集中している格好で、博物館や図書館もあります。
▼大きなクチバシ
キツツキかどうかですが、すごくでっかいのがオブジェとしてありました。
と思い調べてみたら、旧・園部町の鳥であるカワセミだそうです。「太陽にほえろ!」の刑事アイドル化のピーク時は神田正輝、渡辺徹、世良公則、三田村邦彦で「カワセミカルテット」って呼ばれていた時代かあった、というのは全くの余談です(笑。しかしこんなイケメンばっかり4人も同じ職場に居ないですよね、さすがはTVドラマ。
この鳥に話戻しますが、結構怖い顔してます…
最初見て、園部城と勘違いした南丹市国際交流会館の建屋です。城と無関係の模擬の建屋です。
園部城は1869年に築城されながら、わずか3年後の1872年には多くの建物を破却されてしまったというある意味悲劇的なお城ですが、こっちが本物かなと思って見ていたので、園部高校側にそのほとんどがあると知り残念な気分でした。殆ど見る事が出来ずで…。
▼親柱と共に
この親柱は園部大橋という園部の代表的な橋で使われていたもので、昭和7年から44年まで橋の親柱として勤めていた?!ものが撤去されてこちらへ移されたものだそうです。
この親柱を門に見立てる形で国際交流会館を眺めた様子です。
ホントに城っぽいですよね、、これが何の関係もない建物とは…
▼池
扇形というか三味線の撥形とでもいうか、独特の形をした池が公園内にあります。
真ん中の丸い部分は噴水の口でしょうか。
▼南丹市国際交流会館
立派な城を模したこの建屋の中には、イベントホール、展示ホール、会議室や研修室、レストランなどが入っています。
ちなみにこの行った時には締まっていました。そのように見えないかもしれませんが、雨で写真撮るの大変だったのを覚えています。
▼ジグザグ城塀
国際交流会館周辺の城塀で、石垣の上に白壁が続いていますが、芸術的なジグザグをつけながら独特の線形を描いていて、見てて面白いものがあります。
▼アーチとプール
園部公園の敷地から国際交流会館に架かるこのアーチ。
下にはなんとプールが。
プールの上に架かるアーチな訳です。
で、このプールも先述の国際交流会館のものだそうで、50㍍6コースと本格的なものです。
▼城塀プール
石垣と白壁という城の塀が側についたプールなんてかなり珍しいのでは?と思うほど異質感がありますが、こんなプール素晴らしすぎます。
というわけで、園部城周辺、南丹市おススメのコースの大きなひとつだと思いますが、お伝えしました~
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