福岡/八女② ズラリと並ぶ ひな人形
福岡県八女市、福岡/八女① 福島バスターミナルから に続く八女市の旅です。
前回記事が、実訪問の半年後で、その記事には「八女②をどこかで早めにお送りしたいところです」と結びながら、その「八女②」の今回記事がまた前回訪問の半年後、つまり実訪問から、まる1年が経ってしまいました。。
今回あげたのは、ここ八女は雛人形の一大産地であり、本日3月3日はひな祭りという事で、いつも新鮮さに欠ける当ブログ記事が時期的なものだけでも「旬」なものをお届けしようと思い立ったからです。
▼紺屋町商店街
八女は九州でも屈指の伝統産業都市で、前回記事ではそういった側面はあまり出てきませんでしたが、この商店街にはひな人形店・仏壇店など古くからあると思われる店が軒を連ねています。
紺屋町とは、あちこちでよく聞く町名ですが、紺屋というのは染物屋を指し、現在にも町名としてその名残を留め、古くからの商店街に大抵ついている町名ではないかと思います。絵師・長谷川等伯などは紺屋の出(ここではありませんが…)で、そこから桃山時代屈指の画家になったといわれています。
▼白壁の家並み
ここ八女はこういった和風建築の建屋の並ぶ美しい街並みでも知られ、「八女福島の白壁の町並み」としてWEB記事によく上がっているのをみかけました。この記事もその仲間入りをする事となりました(笑
八女へ行くなら、この街並みは見たいところです。あとは雛人形と八女茶を堪能できれば、最低限の八女の満喫になる事でしょう?!
▼横町町屋交流館
この白壁の建屋並ぶ通りの中にあるこの「横町町屋交流館」。
そこで「八女のおひなさま展」なるものがあったので入らせて頂きました。無料です。
▼雛人形の由来
雛、とは生まれたばかりの鳥の子の鳴く声「ヒー」と、鳴くの縮まった「な」、からなるのだとか。人の形を小さくすることで鳥になぞらえてる、ともありました。
ともあれ本日ひな祭りでありますが、その起源は古く、1000年以上も前から存在し、源氏物語にも登場していたんですね。
▼所狭しと…
部屋一杯に並んだ雛人形には圧巻でした。
こんな光景は初めて見ましたが、ホントに人がこれぐらいギッシリ居るみたいな雰囲気でした。コンサートのホールで超満員みたいな感じ…。ざっと掛け算して200は軽く居ますね。
ひな壇に置かれた人形たちもちゃんと居ましたが、とにかくまぁ賑やかなゾーンでした。
▼いろいろ雛人形
ひな壇に居るのやら平地に?!居るのやらを色々と。
今でもこうやってひな壇組んでそれぞれ人形やら何やらを整然と置いて、なんてことをどのくらいの家庭がやってるのかな、と考えてしまいます。
ひな壇といえば個人的には「床の間」の上に置くイメージですが、アパート・マンションでは床の間もないだろうし、ずいぶん味気ないのでは…と思ってしまいます。確かに場所取りますし…。
▼人力車
同じ建屋の別の部屋ではこのような人力車を見かけました。
八女ふるさと塾とありますが、まちづくりのボランティア団体だそうです。
乗った事ないですが、乗せてもらうとさぞやいい気分だろうなと。なんかそんな優雅な旅が自分に合わないので、やった事ないですが。たまにはいいかも、と思ったりします。
今回のこの大量雛人形は八女の観光の上では最もインパクトあるものとして重要ではありますが、白壁の家並みや他にも見どころはちゃんとあります。これは早めに八女③の記事を…とも思いますが、ハイライトは②の部分かな、とも思います。③にどんな記事を載せるか、、それはこの後のお楽しみです。
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