山口/防府 冬雨滲む防府天満宮
山口県防府市、今回は「防府天満宮」に特化してお送りしたいと思います。
2006年12月当時なのでやや古いですが、自分の旅の記録として載せようと思うので御了承下さい…
▼表の鳥居
防府天満宮の全くの入口部分です。
ちなみに最寄駅はJR防府駅で、駅からここまで徒歩で15~20分というところです。この時は、出張後宿泊して次の日に山口県の山陽本線の主要駅を巡ったのですが、ここへはまったくの天満宮目的で訪ねて来ました。ぼうふ
ちなみに「ぼうふ」じゃなくて、「ほうふ」です。私も長年、「ぼうふ」と思っていたクチで…。
▼階段手前の鳥居にて
灯籠が立ち並ぶ中を進んで行って、階段の手前まで。
こっからこれだけの階段を上るとなると、ちょっとひと呼吸ほしいとこですね。
この時は12月で、また小雨模様でもあり、穏やかにしっとりと歩いていましたが…
両サイドに白壁の塀があって、古風な趣に満ちた中、階段を上ります。
▼吼える?!
狛犬をこういう角度で撮ると、カッコいいですね!吼えてるみたいな…
町が小さく見えるんで、ウルトラマンの怪獣のようにも…(笑
▼階段の途中
上って行く途中の所、大きな木が傾きながら中央へせり出していて、その規模の壮大さが分かります。
▼手水舎
境内に上がってきました!
天満宮(天神さん)といえば、梅と共にこの牛が大事な存在なのだそうで、神の使いとされています。
天神さんというものは、菅公こと菅原道真公が祀られているのですが、菅公殿が丑の年の丑の刻に生まれた事からというのもあるそうです。
▼扶桑菅廟最初
扶桑は「日本」を示し、「日本最初の菅原道真公のお墓」ということです。
この防府天満宮は、福岡の太宰府天満宮と京都の北野天満宮と並び、「日本三天神」と称される天満宮の代表的存在ですが、創建は道真公の亡くなった翌年に905年と最も古く、「日本最初の天満宮」とされています。
▼庭園ゾーン
こんな趣のあるゾーンもありました。
上と下の半分でくっきり違うものとなっていますが、下半分は木製の末広がりな土台がどっしり構えて、上は尖った屋根が美しい曲線を描いています。
▼御神庫
でしょうか?
「ぼけ封じ祈願」「南無観音菩薩」といった幟が並んでいました。
実際にお参りするメインの拝殿です。
本殿はその後ろにあります。
昇殿祈願受付は、左に回った所の客殿へ、という案内が出ていました。
▼おみくじ堂まわり
メインのゾーンはこのおみくじ堂が中心に位置し、周りを拝殿、正対して楼門、これらと直角には西門、正対して東門とで四角く囲まれている格好です。
拝殿以外はこのような濃い目の赤が目立つ印象的な建物で構成されています。
防府天満宮の代表的な、そしてメインの玄関口となる建屋である楼門です。
赤や緑などの色が多用された、どこか中華宮殿風の?!(と勝手に感じた)建屋です。
▼春風楼
元々は1822年に五重塔の建設計画があがったのですが度重なるアクシデント等で、約50年後の1873(明治6)年に正式に計画は正式に断念し、五重塔の建設は幻となりました。
代わって計画変更され、このような重層の楼閣が建てられました。
木造感に満ち溢れた、厳かな佇まいを見せています。
最後は天満宮からの見下ろし風景を。
さすがに多くの階段を上ってきただけあって、かなり高いなと実感します。
灯籠がズラーッと並んでいるのを見下ろすのもなかなかの壮観です。
ここでは、お守り買って帰ってきました。
結果的につい最近、それが叶う事となり良かった、そんな良い縁のある所でもあります。
以上、防府天満宮でした!
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