広島/竹原 安芸の小京都をゆく!
広島県竹原市、JR竹原駅からの歩き旅です。
ここ竹原に初めて来たのは1998年7月、今から約15年も前ですが、ここでは2006年9月の再訪時のものをお送りいたします。
▼あいふる316
竹原駅から、ひらがなの「く」の字を反対にしたような「>」の形をした316mの通りに、「愛が降る」道路の意味を込めて、このように命名されたという駅前商店街です。
と同時に、この通りの入口は「街並み保存地区」の導入部分としてここからアプローチしていく事となり、約1kmでエリアに入ります。
▼頼山陽 坐像
竹原駅から歩いて500mほどでしょうか、橋を渡った先にあった「頼山陽」(1781-1832)の坐像です。
歴史の教科書的には爆発的に有名ではないけど、幕末の尊王攘夷運動に大きな影響を与えた人物で、その影響を受けた人物(吉田松陰など)の方がむしろ有名というところです。
▼たけはら観光コース
そこらじゅう和風建築の素晴らしいエリアに出てきました。
本町通り、街並み保存地区として左に矢印が出ていました。
いわば竹原観光のハイライト的な所がここから始まる、そんな感じでした。
▼街並み保存地区
見事な和風建築が立ち並ぶなかを石畳が続く、竹原随一の観光エリアといっても過言ではないでしょう。昔懐かしの雰囲気満点の喫茶店にも行って、そこはレトロな雰囲気満点でした。昭和30年代の映画隆盛期のポスターが沢山あったりで。
▼初代郵便局跡
この黒いポストは1871(明治4)年、郵便事業創業当時使用していたものと同じ型のものです、と説明書きがありました。
この周辺が、重要伝統的建造物群保存地区であるため、その景観に合わせて設置されたことも書かれています。
滋賀の草津でも同様のものを見た記憶があります…。
郵便事業もスタートして140年という歴史を刻んでいるんですね、、最近すっかり手紙を書かなくなってしまいましたが…
▼かかえ地蔵尊
ここ竹原に独特の「かかえ地蔵」なるお地蔵さんがあります。
この小道を入り、向こうの坂を上って行きます。坂の手すりは竹で作ったガードレールのようになっていました。
実際に抱え上げてお祈りするという、ちょっと変わった地蔵さんなのです。
▼小路たち
板屋小路、阿波屋小路といった小路がありました。この2つはほぼ直角に通りをなしています。阿波屋小路には、往時に塩問屋三家のうちのひとつ「阿波屋」があったといわれています。
▼駅に戻る
街並み保存地区を出て、ずーっと歩いてきて、竹原駅に出てきました。
小さい町ではありますが、「安芸の小京都」と呼ばれ、立派な観光資源を持つこの町は訪ね甲斐があります。山陽本線ではなく、呉線上にあるというのが若干ネックな部分はあるかもですが、わざわざ寄ってみて悪くはありません。
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