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2013年6月16日 (日)

宮崎/えびの えびの駅から市役所まで

宮崎県えびの市、JRえびの駅からの歩き旅です。

(2013年1月当時)

駅前道

えびの駅からまっすぐ伸びた道路です。

市名を名乗る駅の駅前で、ほとんど何も無いに近い状態でした。

ここで徒歩圏域で何か観光しようというのは正直かなり厳しいと思います。

で、この道路ですが、宮崎県道30号線の「えびの高原小田線」です。

この近くのえびの市役所から、ずっと南下して約20km走ったえびの高原までを結んでいるという事で、この線に沿って20kmいけばえびの高原には行けるという事になります。

が、タクシーもろくに停まっていてなし、徒歩じゃ無理だしで、高原へ行くなら計画を立てないと、という事になります。

私の旅はそんな計画立てないし、同じ所に長いこと居ないのが原則なんで、こういう所へはよほどハッキリ行きたいという動機がない限り行きそうにもないですね。

まぁこんな道路から向こうに見える雄大な山々見てるだけで立派な旅した気分になるからいいかな、といつもそんな感じです。

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商店

上の写真の駅前通りを駅から100mほどで左折し程なく行けば、このような光景に。

ペットサロン&ホテルとパチンコ店、買い物するような店がホント駅近くに見当たらないとこです。

パチンコ店も人の出入りが全然見られなかったので、中どうなってんだろう…?と気になりましたが…、まずこの辺を歩いている人自体が皆無でした。

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廃屋

衝撃の光景ともいうべきものでした。

ここまできてまだ放置されてるのか、というぐらいの。

ある意味、えびのの地で見た最も印象深いものかもしれません。

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果てしなき線路

えびの駅より西にある踏切の光景です。

手前がえびの駅になるのですが、この向こうは果てしなく続く感じでした。

遮るものがないようですが、でもやはり遠くは見えなくなっていく訳で、1本だけ続くこの線路に哀愁や孤独を感じました。

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えびの市役所

前に階段のある建屋、ぐらいに思ってたら、その階段部分がすごく足が長くて、まっすぐの通路がしばらく続くという、ここへ来てなかなかの光景に出くわしたのでした。

この市役所の構造は、カタチ的に面白かったです。

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市役所建屋

どっちも階段だし、あの長い通路は何なんだろう、とか考えさせられますが、当時の感覚で作られたのでしょうか。時々こんなとこに通路あっても誰も通らない的なものもありますが、ここの場合はどうなのでしょうか…?

ここにも、えびの駅同様に「吉都線100周年」の看板がかかっていました。

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市役所入口

この魅力的な市役所、更に迫って入口部分まで来ました。

色々面白いものがありました。ドラえもんはじめ他は「??」と思うような謎のものが並んでいたり、両サイドの柱前にはそれぞれ牛と馬が置いてありました。

牛は、えびの産の宮崎牛、という事で、宮崎といえば口蹄疫で大変でしたが、その事を忘れないようにと給食に牛肉が出たニュースが載っていました。

馬の方は、「加久藤の馬」という事で、こちらは市内加久藤(かくとう)地区(まさにこの辺りですが…)は、戦前戦後通じての有名な馬産地としてその名を轟かせ、軍用・農用に重宝していたといいます。昭和40年代を過ぎると、農作業が機械化され、肉牛に取って代わられるようになったそうです。

駅前には何もなかったけど、こういう所に来れば、えびのの町ってこういう所か、、というのが分かり、収穫があって良かったとつくづく思いました。

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