静岡/伊豆 修善寺橋の哀しや頼家
静岡県伊豆市、伊豆箱根鉄道/修善寺駅からの旅です。
歩き旅、としなかったのは、途中でバスが入っているからです( ^ω^ )
(2012年1月当時)
▼修善寺駅前
冬の青空に建物群が映えていた駅前の街並みでした。
下二枚の写真は同じ通りで角度が違うだけです。
伊豆市は人口が決して多いとはいえず3万人余りの市ですが、修善寺という立派な観光資源を有しているせいか、駅前もみやげ屋さんなどで華やかです。修善寺は若干距離がありますが。
▼ふれ愛プロムナード
とゲートに書かれた商店街の交差点周辺です。
ラーメン屋から漢方薬店まで多種多様な店舗が並んでいました。
▼修善寺郵便局
さて、上の写真までは駅前をウロチョロしていましたが、ここからは本格的に修善寺へ向かって歩き出しました。そんな中目に入った修善寺郵便局。伊豆市だからとはいえ、伊豆郵便局とするとすごく大規模に感じるからですかね、「修善寺」郵便局としているのは。
緩やかな上り坂になっていて、パテながら歩いていたのを思い出します。1年半くらい前ですが…
▼川と橋と
川は狩野川というそうで、ここに架かる赤い橋は「修善寺橋」で、駅周辺と修善寺近辺とを結ぶまさに架け橋的な存在です。
この時、川の水はそれ程潤沢ではなく、岩肌の露出具合が逆に絵になってたので、思わずそこに目がいって撮りました。
▼地蔵群と網打場
修善寺駅から修善寺橋を渡り切った地点、河原の上にカラフルなニットやらを被せられた地蔵群に出会いました。
すぐ下の写真の地蔵さんは鎌倉幕府二代将軍の源頼家を偲ぶものだそうで、頼家はこの伊豆で幽閉されて悲しい最期を迎える事になるんですね。それがまた祖父にあたる北条時政の謀略とは悲しすぎます。で、頼家の子の公暁が、頼家の弟であり三代将軍である実朝を殺してしまうんですね。すべてが血縁者で引き起こされる源氏の滅亡劇は本当に哀しいものがあります。
また、河原には「網打場」の表示があり、投網の漁場でもあるんですね。
川端康成の不朽の名作「伊豆の踊子」に出てきた湯川橋との事で、説明板が建てられていました。「私」と踊り子たちが出会った最初の地、という事ですかね。
伊豆なんで、全くのご当地ですよね、この時初めて認識しましたが…^^;
▼水交園
と書かれた建屋が、湯川橋の近くにありました。
やっているのかいないのか分からない感じですが、とにかくひっそりしていました。ネットで検索していても殆どヒットしないところから現役ではないのかもしれません。
▼伊豆市役所
これまた水交園のそばにある伊豆市役所です。
真ん中を縦に割るような形の建屋で、結構こじんまりとしていました。
▼修善寺橋を横眺め
渡ってきた修善寺橋を眺めたところ、市役所も大体このくらいの位置という事になります。
▼修善寺駅口バス停
駅口の「口」が曲者で、駅からは結構歩いた所にあります。
やはり修善寺方面へ行くには、歩きでは辛いのでバスで行く事としました。
1時間に2本くらいはバスが出ている感じだったので、待ってから乗りました。
なので伊豆市に来て修善寺へ行きたい!という時はバスに乗って行くぐらいの時間は見ておいた方が良いです。逆に徒歩圏域で見るものは先ほどの横瀬の地蔵群なんかになるでしょうか。修善寺での様子は写真容量等の関係もあり、次の機会に譲りますが、とにかくいいとこです。行く価値は絶対あるとだけ書いておきましょう。
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