岐阜/飛騨 古川 白壁通りと本光寺と
岐阜県飛騨市、JR飛騨古川駅からの歩き旅です。
(2013年11月当時)
飛騨古川の駅前に出ていた、各所への標識です。
古い街並み、白壁土蔵街がやはり惹かれますが、美術・民芸などに触れたい方々にはその方面の館もあります。
飛騨古川の駅から伸びている通りです。
この14年前の1999年にも来ていますが、こんな感じだったのか?ピンポイントには覚えている部分はありますが、全体的にこんな高い建物が並んでいたのか?記憶なく、もっとこじんまりした印象を持っていました。
とにかくこんな味わいのある雰囲気の通りを進んで、古い街並みを目指します。
上の写真の左端に写り込んでいましたが、各名所へといざなう地図です。駅からどう行けばよいか、分かりやすい形になっています。
これで古い街並みや白壁土蔵の街がどの辺にあって、どう行くかがよく分かりました。飛騨といえば飛騨牛もあるし、そばもあります。
駅前通りを進んだ所ですが、この通りはそれほど長くなく、ほどなく突き当りに差し掛かり、曲がって進む事となります。
この街並みの中にも1999年の初訪時からあったものもあれば、なかったものもあるのかな、と想像はしますが、どれがなかったのか等はサッパリ分かりません。
旧古川町のマンホールと思われますが、町の花であるハナショウブが内側の四方に配されていて、外周は「古川」の文字がエンドレスに続いていました。
全体に硬質な感じのマンホールでした。
の看板が現われました。
古川の駅から駅前通りを突き当りまで行って左折し、歩いて程なく右折した所に出くわします。
この切り絵のような看板が、実際に目にする事となる街並みをイメージさせてくれます。
初訪問時には全く行けなかったこの通り、14年ぶりの再訪でようやく来れて、当時知らなかった古川の街並みを味わう事ができました。
こんなに魅力的な通りがあって、また観光地としての賑わいも見せているとは…当時は全く知りもしませんでした。再訪してよかったと思いました。勿論再訪する気満々でしたが
落ち着いた街並みに店や小さな会社が並ぶ通りです。
日本の国旗がよく出ていたのも印象的でした。この時は11月23日の勤労感謝の日だったのですが、祝日に国旗を出す習慣ってまだあったんだな、と改めて感じた次第です。
古川には「三寺まいり」というのが毎年1月15日に行われているのですが、そのうちのひとつがこの本光寺で、浄土真宗のお寺です。
1532年開基とされていますが、1904年に当地で大火が起こり、その後再建されているといいます。
この本堂は飛騨市最大の木造建築物といわれており、いいものに出くわしたなと思いました。
山門は1995年に建立されたという事で、つい最近のものです。歴史は感じないものの、きれいで豪華ではあります。
女工哀史として知られる「あゝ野麦峠」という有名な小説がありますが、明治~大正期に製糸工場に働きに行った女工員やその工場主等の寄付により玉垣が作られたという事で、その関係でこの碑があると思われます。
これも本光寺の境内にあるものですが、旧・古川町の名前でつくられている一等水準点の案内板です。土地や建築物の高さを表すために基準となる地点です。
あまり意識していないと出くわさないものですが、探すと結構あるみたいですね。
飛騨古川の旅、前半戦は白壁の町を少し散策と本光寺でした。この後はもう少し賑わいのあるエリアに行き当たります。
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