島根/大田 大田駅前の栄枯盛衰…
島根県大田市、JR大田市駅からの歩き旅です。
(2012年5月当時)
大田市駅のすぐ前の交差点を通過して次の交差点にあたります。駅からの距離にすると約50mほどの所です。
のっけから昭和風景全開といった感じで、左側の文具店なんかものどかな風景そのまま、昭和から時が停まってる感がなんとも言えないものがありました。
上の写真の交差点を右に折れて程無く、左手にこのショッピングデパートが見えます。
大田ファミリーデパート「パル」。
大田市の代表的な複合商業施設です。島根県の各市はこういった大型店舗はそんなに多くはないので、その存在が目立つ、という印象が強いですね。
街を歩いていて出くわした、妙な形の石像ダルマ。
行る気達磨(やるきだるま)とルビが振られていました。
「だるま通りマルシェ」というイベントが開かれて、大田市駅周辺でいくつかのいろんなジャンルのお店が出店されるそうです。
ちなみに、下記がこの訪問翌月のイベントで、この時はまだ「第2回」でした。
第2回 だるま通りマルシェ 出店者&運営ボランティア 大募集
と き:6月24日(日)10時~14時
ところ:大田市駅前だるま周辺の空き店舗
…「周辺の空き店舗」ってところが、、
アーケードがあって華やかに…という感じではなくて、昔ながらの店々が軒を連ねて通りが形成されている…そんな感じの街並みです。看板とかホントに昭和から変わってないんじゃない?というぐらいの時の止まり具合を感じました。
そして有線で、昭和の歌謡曲華やかなりし頃の往年のヒット曲の数々が街の中を流れ続けていました。
駅から歩いたある地点ですが、結構な年季の入った建屋ここにあり、という感じでした。ここだけでなくこの後にも色々見かけましたが、昭和が色濃く残っていました。
もうすこし整備された商店街に出会うのかな、と思っていましたが、なかなかその予想を裏切るに十分な街の風景でした。
上の写真の店?の軒先には、このようなガチャガチャが数台出たまんまになっていました。いずれも空で、全く機能していないものでした。
しこれもまた昭和文化を垣間見るようで、実際に昭和期のものか分かりませんが、時の移ろいを感じるには十分な風景であり、佇まいでありました。
れたまんまの看板もありました。
晒されたまんまのからのガチャガチャ、このような倒れたままの看板、へしゃげたまんまの家屋、字の取れたまんまの看板…こういったものをこの駅前を歩いてるだけでどれほど見ただろうか…というほどでした。
ドーナツ化で郊外の方が進んでるんでしょうか、そしてこういった中心部は時代に取り残されたままだというのか…分かりませんが、メンテされずに時が停まってる感満載なのは確かでした。
というバス停です。大田市駅から直進して500mほどのところでしょうか。
石見交通のバス停ですが、いくつかの路線が通っていて、大森線、三瓶線(三瓶温泉等)、市内線、川本線(石見川本への路線)等々あります。便数してはかなり少ない線が多いですが、大森線はとりあえず2時間以上開いてることはないようでした。
もちゃんとあります。小さな町でもこういったゾーンって必ずあるんですね。
これらのうちどれだけが現役なのか、それは分かりませんが。
左側のコンクリート色そのままの建屋も現役の住宅として生きている事がまたすごいですね!
という訳で、大田市駅前の散策の様子でした。大田といえば石見銀山は一度は行かねば…ですよね。。
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