福岡/みやま 瀬高一番街まで
福岡県みやま市、JR瀬高駅からの歩き旅です。
(2011年3月当時)
瀬高(せたか)駅を出て、駅前広場を見渡し左側の様子です。
手荷物・自転車預かり所がありますが、渋い木造の建屋にまず目が惹きつけられました。
また広場左端、つまりこの預かり所の真ん前はバス停があります。
駅前広場のど真ん中にあたる部分はちょっとした公園を形成しています。そしてその中にこのモニュメントがあります。
この公園について旧・瀬高町として説明書きがなされていましたが、このモニュメントを中心として各方向へ向かっている白い線は、1889年の市町村制施行時に瀬高町を形成する当時の8町村を表しているそうです。
そしてこのモニュメントは卑弥呼を表したものだそうで、風をはらんだ衣が今にも飛び立ちそうですが、瀬高は邪馬台国の存在した地とされる場所のひとつであります。
瀬高駅から駅前広場を越えて直進した通りです。
県道725号ともなっている幹線道でもありますが、商店街の雰囲気は残しながらもマンションが建っていたり、建屋がまばらだったり、かつて栄えたであろう商店街、という印象を持ちました。
ランプ型の2段構え街灯が並ぶところにかつて商店街として栄えた面影を感じます。今でも商店街なんでしょうが…
駅前通りから横道それると、このようなスナック街が形成されていました。
ここの場合は突き当りが行き止まりになっていて、その店目的でないとここを通らない、という構造になっていたので昼間ここから足を踏み入れがたい雰囲気でした。
再度駅前通りに戻って、葉のない木々が歩道に植えられて立ち並んでいました。葉がないのは季節的なものかもしれませんが、この光景はよく覚えています。
立ち並ぶ建屋は個人商店、会社、一般家庭多種多様です。
市内の公立高校である「山門(やまと)高校」の同窓会総会にて設けられた講演会に、元B&Bとしてかつて漫才ブームを牽引した島田洋七氏が迎えられており、そのポスターに出くわしました。
2011年5月3日に行なわれたもので、「洋七流 縁(えにし)から絆へ」と銘打たれていました。
洋七氏は漫才師として注目を浴びた期間はそんな長くなかったけれど、その後も色々な活動で世間の注目を浴び今に至るというところで、少し漫才を引きずった時期もあったように思いましたが、その後は必ずしも漫才に頼らず人生を切り拓いていった人、という印象を受けます。
ちなみに山門高校のOBには自民党の古賀誠元幹事長が居るとの事です。●みやま市商工会館
瀬高駅から直進して200mほどの地点、交差点の角にあります。
こじんまりとした3F建ての建屋でありますが、建物手前についてるらせんっぽい階段が印象深いものがありました。
邪馬台国の場所として一説ある地ということもあり、「卑弥呼の里」と看板には書かれています。
上の商工会館の玄関前にあった胸像です。
野田義勝氏とは、昭和26年、この瀬高町商工会館創立時に会長となり、昭和33年法的にも認められた瀬高町商工会の会長を務めた人物で、町内の商工業の指導/育成に貢献した人物です。
創立以来30余年尽力され、数々の表彰を受けたとあり、昭和末期まで御活躍されたのでしょうか。
瀬高駅から直進して商工会館の所で角を左折した先の通りです。
こちらの方が駅前通りよりハッキリと商店街らしい佇まいとなっています。
昨年夏には初めて「瀬高一番街よかとこ祭り」というお祭りまで開催され、通りとしての気運の高まりに期待したいところです。
といったところで瀬高駅前でした。
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