奈良/宇陀 榛原駅前の風景
奈良県宇陀市、近鉄/榛原駅前の風景を。
(2008年3月当時)
旧・榛原(はいばら)町時代からあったのか、この当時まだ新市制になってから2年という状況だったので、その可能性は高いと思いますが、「はいばら」として「はなとみどりのまち」を標榜した広告塔が駅前に立っていました。
左端にチラッと隠れていますが、タクシーの車体が見えております。ここはタクシーのりばです。
また、向こうの塔には「高原文化のまち」が標榜されており、これも旧・榛原町時代からのものといわれていますが、塔の足元部分には「宇陀市」と貼りかえられてる跡が見えました。新しい市となっても、ここは変わらないという事でしょうね。
榛原駅前広場から。
出口でて、左を向いた所で、この交差点が榛原駅前交差点です。
なかなか昭和テイストの感じられる駅前でした。
ここから6年経った今はどう変わっているのかいないのか、というところですが。
上の写真の交差点を右折したところ(つまり上の写真の通りの90°右)で、駅から伸びているいわゆる駅前通りにあたる部分です。といってもまっすぐ伸びておらず、すぐ途切れる事となります。
とりあえず駅前にコンビニ(ローソン)はありました。
「駅前商店街」と銘打たれた独特の街灯のある通りの一角、「宇陀市…今から始まる街」と書かれた建屋に出くわしました。
特段町の情報発信基地とかではなさそうで、看板として広告的に使用されてるだけの感じでした。宇陀市になってから2年少しという時期、まさに「今から始まる街」だった訳ですが、それから6年経った今は…という想いも。
宇陀市のマンホールは見つからず、旧・榛原町のマンホールです。
榛原町の「町の花」はヤマツツジで、これが全面に描き込まれた柄になっていました。
「お買物は駅前で」という看板が街灯ごとにつけられている商店街です。
昔ながらのお店が立ち並ぶという感じですが、こうして旅行者として通る時になかなか個人商店的な所で買い物する事が殆どないな、と今書いていてふと気づきました。
こういう通りに賑わいが薄れた感もあり寂しいところですが、時代の変遷でしょうか。こういう通りが活気に満ち溢れた頃、というのを大人として感じたかったな、とよく思います。たとえば昭和40年代のこの通りはどんな雰囲気で、どのくらい人通りがあったのだろうか?とか。そんな事に思いを馳せながら、通りを歩くと旅はホントに楽しくなるというものですね。
ただ榛原は街並みもかなり美しいという事で、今度訪ねる機会があれば是非にその辺り探訪したいものです。
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