JR伊予市駅 (愛媛県伊予市)
愛媛県伊予市のJR伊予市駅です。
伊予市では、下灘駅や郡中港駅をupしていますが、今回はその名を名乗る中心的存在である「伊予市」駅の登場です。
-JR伊予市駅-
【路線】JR予讃線(高松-宇和島間)
【開業】1930年2月27日
【訪問】2010年4月
【1日あたり平均乗車人員】 625人/日 (2009年)
【近隣の主要駅】(高松方面)松山駅→5駅
(宇和島方面)内子駅→5駅
●駅名標
開業当初の駅名は「南郡中」だったそうです。この近くに伊予鉄道の「郡中港」駅というのがあり、その隣には「郡中」という駅がありますが、その郡中の名を使われ「南郡中」だったのですね。
1955年にここの自治体が新たに伊予市となり、その2年後1957年にここの駅名も「伊予市」に改められた、という歴史をもっています。
この列車「しおかぜ」に乗ってきました。
五色浜公園、五色姫浜公園といった、「五色姫伝説」の名を取った公園や海岸があります。
「五色姫伝説」とは、源平合戦のひとつ、屋島の戦いで源氏に追われた平家の5人の姫がこの浜に流れ着いたものの、世を儚み身を投じて五色の浜になった、という伝説が長く後世に伝えられ、毎年3月にはその「復活祭」なるものもあるといいます。
他にも名所として挙げられているのは公園ばかりでした。
●ホーム
2面3線のホームです。
すべての特急列車が停車する駅となったのが2008年との事で、伊予市の中心駅として見なされているようですが、両ホームをつなぐ跨線橋の屋根が簡易タイプだったのは驚きました。
キハ54形気動車です。前面にアンパンマンのキャラクター?と思われるやなせたかし先生のイラストが描かれています。
特急列車のみならず普通電車までイラストがあるとは、四国の列車のやなせ率の高さには驚かされます。
ホームを繋ぐ跨線橋ですが、先述の通り屋根はこのような簡易式のものです。
元々屋根なしの歩道橋だったのが上から柱と屋根を足したと思われますが、柱には壁面を造らず、完全な室内型のタイプにはしていないので、かなりチープな印象を受けました。
通路幅も市街の歩道橋のような幅の狭いものとなっています。
跨線橋から見下ろしたホームの様子です。
屋根のある部分が割に長くて、市の中心駅らしさを感じます。自販機が置いてあるのとかも。地方都市だとこういう形の駅というのが、市の中心駅だけだったりするので。
駅出て右向いたところの風景です。
テントの所は休憩スペースやいくつかのお店が出ていて、駅前でフリーにくつろげるようになっていました。
平屋であまり大きな駅舎ではありませんが、前面の屋根先あたりにブルーの大枠がつき、三角の切れ込みが印象的な建屋です。
駅前の道路を隔てて、駅前広場を含めた駅舎の様子です。
駅線路と平行な道路に「市役所通り」とか「花かつお通り」とか名付けられていました。
利用者数は1日平均1,000人に満たない乗車数ながらタクシーは結構多く停まっていました。
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