福岡/中間 中鶴の栄光
福岡県中間市、JR中間駅 からの歩き旅です。
(2011年3月当時)
●駅前道
三叉路になっている駅前の道は、向こうが駅から伸びる道で、他の二方(左右)は線路に沿う形です。
向こうの通りは歩いて程ない所に川があって、橋が架かっています。ビルやら建物がほとんどなくて、駅前か?と思うようなのどかな風景です。
花はコスモスのようで、遠賀川とこれに架かる鉄橋が描かれているようです。
中間というだけあってか、市の中間を川が通っていたり、市の中間部を鉄道が通っていたりしてます。
現在地である中間駅は、真ん中の線路が通っている部分の川を渡っている部分のすぐ北になります。
マンホールに描かれている鉄橋は、おそらくこの川に架かっているものと思われます。
駅前の道路を進んで程なくの地点です。
マンホールのところで遠賀川の名を出しましたが、その遠賀川水系の曲川(まがりがわ)というのが、ここを流れている川です。
を橋から眺めた様子ですが、、
名前とは正反対に、一直線でした(笑
でも雲や空が川面に映えていたりして、きれいな川なのかな?とも感じました。
駅から橋を渡った向こうの通りです。
駅前は寂しげな雰囲気もありましたが、橋を渡ってからが賑わっている、そんな市は時々ありますが、ここもそのひとつ、という事でしょうか。
ちなみに方向としては、中間駅から遠賀川に架かる鉄橋は西になりますが、こちらは逆に東方向になります。
●やっちゃれ祭
と歩道のレンガに埋め込まれるように描かれたイラストがありました。
「筑前中間 やっちゃれ祭」
10月に行なわれる秋祭りだそうで、幼稚園の子供みこしや小学生の子ども山笠などが多数練り歩き、ステージでは様々なイベントが行われるようです。「やっちゃれ」」とは、「やっちゃるぞ」(やってやるぞ)という意気込みのこもった言葉からきているようです。
が集中しているエリア、という事になりますが、ここが市の中心地になるでしょうか。駅から東へ600m程度の地点です。
上の写真とほぼ同じ位置で、道路寄りのカットです。
中間でのイベント・コンサート・発表会等様々に活用され、先述のやっちゃれ祭りは10/19に予定が入っています。
とありました。
これも各施設が集中するエリア内のもので、中間市立図書館の前に建っています。
筑豊炭田として栄えた中間ですが、中嶋と呼ばれた鶴の越冬するこの地に、1906年に炭鉱が開かれ、中鶴と名付けられたといいます。
以来、市街地が形成され、日本の近代化、産業の高度化に貢献してきた訳ですが、石油へのエネルギー転換等時代の波に押し寄せられ、1964年に閉山となっています。この碑は、かつての栄光を偲ぶものとして、また石炭産業が中間の発展の基盤を築いたものとして市民の記憶にとどめたい、そんな想いが込められた形で1981年につくられています。
最後はこの写真、中間まちづくり支援自販機です。
こういった自治体支援の自販機は近年よく見られるようになり、新たに市を訪問する時の個人的な楽しみのひとつになりつつあります。市独自のデザインが入ってるなどあれば尚良しですね。右上のイラストが素敵でした。
ジュースを買う事で、市のまちづくりに貢献していると思うとそれも嬉しいものがあります。そこにお金を落としていく、というそんな気持ちもあります。特に過疎にあえぐ街などであれば余計に。
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