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2014年9月 7日 (日)

岡山/井原 鏡獅子の奮迅

岡山県井原市、井原鉄道/井原駅付近の様子です。

(2010年3月当時)

●ようこそ井原市へ

のタイトルのついた井原市マップが駅前にありました。Y字形に近い地形ですね。

鉄道が通っているのは南部を横切るような形で、北部は全く無縁な状態です。

右下にQRコードが出ていますが、その横のケータイがガラケーで、やはり数年前のものだなと実感させられます。

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●ハイキング・コース

これも駅前のマップですが、10.8kmのハイキングコースが出ていました。

歴史的なものに色々出会えるルートになっているようで、実際ここでは駅前をまっすぐちょこっと歩いただけなので、10kmは長いにしても、名所的なものに少しは出会える旅をここでまたしたいと思わされました。

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●井原あいあいバス

駅前のバスのりばです。

「井原あいあいバス」は市内の循環バスで、運賃は100円均一(小学生以下は無料)で井原地区で7路線ほど出ています。うち3路線が平日の2日のみなので、休日はグッと便数が減ってしまいますが…。

井原市街循環線という分が通常のコミュニティバスより多く、1日9便ありました。

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●他バス時刻表と路線図

あいあいバスのみならず、北振バスや備北バスといった会社のバス路線もここには入っています。

特にここ井原市に本社を置く「北振バス」の路線は多く出ています。備北バスは右端のほんの少しだけです…。路線図が昭和っぽいものでいい雰囲気出してます。駅が新しいのと対照的で。

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●駅前道

駅からまっすぐ伸びた通りです。堂々とまっすぐ続いています。

駅記事でも扇の向こうに写っていた通りであります。

ここに駅ができる前は、この通りはどんなだったんだろうか?と思わされました。駅前でなかった訳だから、駅前の開発時にこのようになったのか…、それとも以前からその面影らしきものがあったのか…とか気になりました。

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●井原郵便局

駅前の通りを歩くと程なく行き当たる、井原市の中心郵便局です。

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●井原市のマンホール

「子守唄の里」と書かれています。

ここ井原は「中国地方の子守唄」の発祥の地とされ、この付近に伝わる子守唄を山田耕筰氏が編作したものがよく知られているといい、ご当地のTVのクロージング音楽にも使用されていた時期があったとか。 

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●ポニー

井原の核となる商業施設、「だった」このポニーですが、平成16年の核テナントに入っていた業者の撤退後は空きになった模様で、この時もその状態であったと思われます。そして今では…今年6月の某記事を見ると解体工事が始まったとあり、この状態ではもはやない、という事を知りました。

駅の全く真ん前、という訳ではありませんが、駅に近い、立地としては最高なのに、この状態…ここも郊外型へシフトされていってるのでしょうか。

昭和50年にオープンしたという事ですが、最近昭和50年代にできた商業施設が一定の役割を終えてなくなっていく、という話をよく聞き、もうそんな時代になったのか…と思わされます。当時はいつまでも続くもんだと勝手に思っていたものですが。

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●国道486号上

駅前の通りを駅から直進して3つ目の信号「井原中央」交差点を左折して進んだ所です。

ビジネスホテルは井原郵便局と袖の道を挟んで向かいにあるようです。駅前の通りを見た限りでは見受けられませんでしたが、ちょっと隠れた所にある格好です。

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●井原市役所

国道486号を右折すると、市役所を含めた主要機関が多く点在している、中心地的なエリアとなっています。

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●人口表示

市役所前のマップの下に小さく載っていた人口統計表です。

いつの時点か分かりませんが、46,489人とありました。直近の推計人口では41,737人と約1割少なくなっています。この表示されている人口は2000年の国勢調査時のもののようです。

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●井原市民会館

これもまた市役所付近のエリアにある市民会館です。

高い塔が印象的ですが、全体的にコンクリート色丸出し感が返ってインパクトを感じました。

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●鏡獅子

これも付近の広場エリアにあったものですが、六代目尾上菊五郎氏をモデルにしたというブロンズ像で、下の額?!には「獅子奮迅」と記された七代目の尾上菊五郎氏の書が添えられています。

作者は平櫛田中(ひらぐし・でんちゅう=1872-1979)という井原出身の彫刻家で、菊五郎を見に歌舞伎座へ通い詰め、1958年に戦中のブランクを経て20年がかりでこの作品をしあげたといいます。(その時、当の六代目菊五郎は1949年に亡くなっています)

また、107歳まで存命し、広辞苑に載っている最も長寿の人物であるともされています。

ちなみに七代目菊五郎とは現在の菊五郎であり、富司純子さんの夫で寺島しのぶさんのお父さんであります。先代から見ると孫にあたります。祖父の六代目と父の尾上梅幸とそして七代目菊五郎と三代続いての「人間国宝」という名門中の名門家系なんですね。

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●井原市内の郵便局

のマップがありました。

こういうのもまた有難いものですね。

ここは駅前郵便局というものがありませんが、近年まで駅がなかったからでしょうね。そんな関係でか?駅と本局の距離が比較的近くて便利になっています.。

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●以上

駆け足で井原市内…という感じでお届けでしたが、向こうに見える井原駅に向かって帰りへと。駅構内は食べる店があったり結構施設的に充実していたので、そこに居ても時間潰れるかな、というところです。

次行く時はちゃんと名所を行こうと思います。

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