山形/寒河江 歩かない旅
山形県寒河江市、JR寒河江駅周りの様子です。
(2014年12月当時)
●駅前広場から
すっかり暗くなっていて見えづらくなっていましたが、駅から駅前広場の向こうをまっすぐ見るとこんな感じです。飲食店があったような感じでしたが、開いてませんでした。12/30という時節柄もあったのでしょうか。
駅前広場を抜けて通りへ出ようとする所です。
でもこの先は歩きませんでした。暗かったし寒かったし、先へ行って何が見つかるかも分からなかったしで。足下がこんなでなければもう少し歩いたかもしれませんが…。左側に見えるのは不動産屋さんですね。
上の写真からやや左に視線をずらしたものです。
不動産店の向かいはちよっとしたオブジェが立っていて、それが夜と雪と街灯の光とに相まって、一帯がなんともいえないキラキラした雰囲気を放っていました。
アートロードが2つもありますが、それぞれ指す先は違っていて、寒河江市美術館と市役所(近代建築100選、とあります)となっています。
それにしてもこのオブジェが本当に綺麗すぎました。これも雪に埋もれてこそとも感じましたね、寒河江の景色で最も印象深かったといっても過言ではありません。
先程来チラッと見えてきていましたが、寒河江駅と数十m離れる形で横並びになっているのがこの建物です。
「寒河江市神輿会館」という通称をもつ寒河江市寒河江駅前交流センターです。街歩きを諦めて、寒河江ではここを訪ねた事で観光したことにしよう、と決めました。
建屋の前はものすごく雪深くなっていて、この中を思いっきり足跡つけて歩きましたが、だいぶ埋もれました(笑)
会館の中に入ってみました。冬季は17時までの開館という事で、17時を過ぎたこの時は人は居ませんでしたが、自動ドアは開いていて、中に入る事が出来ました。
のコーナーがありました。入って正面にあります。
ここで寒河江という街が分かるようになっています。おかげで町歩きしなくてもじゅうぶん旅した気分にさせて頂きました(笑)
てな訳で、この操作パネルを使って興味あるとこだけ見てみました。
●寒河江市の産業
寒河江の町紹介として、「市の情報」や「産業」についての画面です。
ちょっとデータが古いですが…(笑)
●神社
どこの神社かと思って、後から調べたら「寒河江八幡宮」のようです。
11世紀後半からの歴史を持つようで、源頼義・義家の奥州平定祈願に端を発するといわれています。
●仏像
木造騎象普賢菩薩及十羅刹女像(国指定重要文化財)と木造薬師三尊像(鎌倉時代の作でヒノキの寄木造)とありました。いずれも慈恩寺のものでしょうか。これ以外にもいくつも仏像の紹介はありました。寒河江駅の階段にも仏像が散りばめられていたな、と思い当りますが、仏像の印象の強い市と感じさせられます。
騎象ってつまりその、ゾウの上に立って乗ってるってことですよね…さすがは仏様の芸当と思ってしまいました。
寒河江市神輿会館というだけあって、館内にはこのような見事なお神輿がドカッと置かれていました。
本丸跡の画像が紹介されていました。
大江広元の嫡男・親広が館を建てたのが最初といわれています。城として整備したのは寒河江大江氏として最初に寒河江氏名乗ったという寒河江時氏とされ、14世紀という事です。ただ廃城時期も早く元和9(1623)年に土塁を崩した事で廃城とされています。
歴代祭りの?担ぎ手と神輿のセットと思われる写真がパネル形式で並べられていました。
祭りの盛んな地域なのですね、いう事で、この側面を見にここを訪ねるのも良いなと感じました。今度は是非に雪のない時期に明るい時に行きたいものです!
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