北海道/北斗 薄暮の上磯 街歩き
北海道北斗市、JR上磯駅からの駅前の様子です。
(2015年2月当時)
●マンホール
現在の自治体である北斗市のものではなく、当地の旧自治体であった「上磯町」のマンホールです。
真ん中部分に縦書きで「かみいそ奴(やっこ)」なる表記が見られます。北斗市指定文化財である「上磯奴」で、江戸時代の参勤交代による大名行列が原型であるとされています。
●上磯駅前通り
上磯駅からまっすぐ伸びる通りですが、中層の建屋が多少並んでいる程度で、あとは駅前通りらしい街灯が立ち並んでいますが、距離はそれほど長くなく、突き当りは海になります。
2月の訪問であった為、両サイドは雪が積もったままでした。
「北斗市」とあったので撮ったようなものです。
この地はあまり寄る時間がなく、夜には札幌のホテルに泊まる事になっていたので、その日のうちに着く為には、ここには30分ほどしか居られない、という状態でした。
そんな訳で、とても「北斗市らしいもの」に出会えそうにないかと思い、とりあえずその表記のあるものを記録に残そうという安直な発想が、この写真を撮らせたのでした(笑)
ちなみに仕切弁は道路に埋設されている配水管が漏れたりした場合などに、他のルートを通って水が行き届くように仕切るもの、という事です。
短い駅前通りの途中です。
突き当りで、シーサイドロードと交差する訳ですが、右折すると松前・木古内方面へ、左折すると函館方面へと至ります。
街灯が内側へ向かって曲線的に入り込んでいく、面白い形のものとなっています。
通りの突き当りまで来ました。
T字路になっていて、向こうは海です。
駅前通りの突き当りの角にある北斗市の中心的な郵便局です。
旧・上磯町であったので、上磯郵便局というのかと思っていましたが、現在の市名である「北斗」郵便局なのですね。
改称されたのか?と思って調べてみたら、2006年に北斗市の発足に伴って「上磯郵便局」から改称されていました。市制施行によって市名に合わせて中心局を改称する、というのはあまり聞いた事がなかったのですが、ここはやっていたんですね…、たしかに「北斗」郵便局って名前はカッコいいですが…。
駅前通りを右折して割にすぐの所です。
バス停は「上磯駅前通」となっていました。この傍にはコンビニがあって、ここで航空チケットの支払いをしました。この翌々日に乗る飛行機分の支払いをしないと…というところで、この時の旅程からなかなかコンビニ払いをする機会がなかったので、ここに30分しか居られない中で場所を特定して手続するのに焦った、という別に旅と何の関係もない妙な思い出があります。
薄暮の時間帯に黒っぽい雲が流れていて妖しげな雰囲気を醸し出していました。
ここは函館湾となります。
向こうに見えるのは函館山と、右側の橋のようなものはセメント工場のベルトコンベアです。上磯駅徒歩圏域では屈指の絶景かもしれません。
先程のシーサイドロードからやや内陸部(上磯駅寄り)に入っていっての通りですが、この建屋を見た時は最初、結婚式場かと思いました
入口部分には「北斗市商工会 エイド'03 北斗市商業活性化交流センター」とありました。
「新幹線開業」の看板も立てられていました。北斗市には来年2016年3月に新幹線駅として「新函館北斗駅」が開業する予定ですが、場所はこの辺りではなく、現在の渡島大野(おしま・おおの)駅が改称して開業する予定だそうです。
という事で、駅前商店街です。
ここには別の幟がありましたが、やはり新幹線駅開業をアピールするものでした。
●商店群
上の写真と同じエリアで、棟続きになっていた複合商業施設的なものがありました。
派手な所はあんまりなかったですが、地道に商店街を形成している、そんなイメージの上磯駅前の商店街でした。
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