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2015年8月 1日 (土)

山形/東根 さくらんぼ東根からノーマルな東根へ

山形県東根市、JRさくらんぼ東根駅からの歩き旅です。

(2010年9月当時)

●ホテル イーストプラザ東根

この旅で宿泊したホテルです。

さくらんぼ東根駅からまっすぐ歩いて程近くにあり、非常に便利でした。

HPはコチラ

新幹線が停まる駅の前といえど、小都市でもあり、駅近のビジネスホテルなどなかなか希少なものです。

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●東根市役所

この時は、さくらんぼ東根駅に夜に降り立って、そのまま駅前のホテルで宿泊、翌朝そこから隣の「東根駅」(元々ある在来線駅の方)へ向かって歩く、という事をやっていましたが、そこで早速に出くわしたこの東根市役所、「さくらんぼ」東根駅の方に近い位置にあります。

人口4万人台の小都市でも市役所は立派な建屋を有しており、ショッピングセンターのようないでたちでした。地方都市の駅ビルなんてこんな感じだよな、と思って見ていました。

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●東根市役所前バス停

山交バスと「さくらんぼ号」という2つのバスのりば標識が立っていた市役所前バス停です。

山交バスは元々山形交通という名称で、山形市を中心に各地に路線網をはりめぐらせていますが、ここ東根市役所前バス停では1時間に1本程度の便があり、山形駅付近の山交ビルと村山駅などを結んでいます。

「さくらんぼ号」は、東根市のコミュニティバスで、山交バスの廃止路線を引き継ぐなどの形で運行されていて、市内に4路線あり、土日祝は運休となっています。

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●庁舎周辺図

庁舎の前は市民の広場という広々としたスペースがあります。

「さくらんぼ東根温泉」や日本一の大ケヤキがあり、またさくらんぼも「日本一」とされていて、さすが「さくらんぼ」の街です。大きな滝も魅力的です。

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●はるやま(跡)

さくらんぼ東根駅から東根駅へ本格的に歩き出したわけですが、道中このようなものが!

貼っていたシールが剥がされるように、「はるやま」の跡がくっきりと。

以前出店していて撤退したのでしょうか。

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●さくらんぼガードレール

さすがさくらんぼの街「東根」。こんなところまで徹底してました。

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●果樹

移動の最中で果樹園に沢山出くわしましたが、さくらんぼたけでなく色々なものがつくられている訳ですね。

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●柳町橋と彼方の山々

さくらんぼ東根と東根とのほぼ真ん中にあたるこの辺りは、白水川という川が流れており、橋の右を向いて程ない辺りで、日塔川という川と分岐していきます。

向こうに見える山影の数々がとても神秘的でした、微妙なこの霞み具合が。

そして、この辺りの「柳町」バス停は「さくらんぼ号」(コミュニティバス)の停留所ですが、さくらんぼ東根行きが朝に3便のみで、反対側はわずか1便のみという希少なものでした。

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●歓迎標識

普通に道路を歩いていたら突然に「歓迎 東根商店街」との標識に出くわしました。

まさか、ここが商店街ではないよな…と思いながら歩みを進めていきましたが、だいぶ東根駅方面に近づいていけば、商店街然とした街並みに出くわします。

日本一の大ケヤキとか東根温泉とか、市内の名所に繋がる道でもある訳ですね。

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●東根市消防団第一分団第一部

という消防分団のシャッターには纏を持ったさくらんぼのキャラクターがカラフルに描かれていました。

このキャラクターは「タントくん」というそうです。「タント」とは田舎の方言とイタリア語で「たくさん」という意味で、ここでは纏を持っていますが、普段は?!リンゴのついたステッキを持っていて、果樹が豊富な東根をその体でもってアピールしている訳です。

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●商店街

独特の街灯の立ち並ぶ、明らかな商店街に差し掛かりました。

街灯もやはり「さくらんぼ」なのでしょう、徹底してます…。

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●城下町へ

東根は城下町の側面も有しており、このあたりは本丸跡の南端に位置していますが、このような模擬の石垣塀で周囲を覆われていて、いかにも城下町の側面を強調しています。

南北朝時代の1347年頃に小田島長義により築かれた、とされています。その後、斯波氏の一族である東根氏という氏族が構えていた時期もあり、その名からとられたのかと思われますが、最終的には最上氏が改易となった1661年に廃城になったとされています。

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●東根小学校

東根城の本丸跡とされるこの小学校は、このように石垣塀で覆われ、学校の入口とは思えないような荘厳な様相となっています。ここまでではないと思いますが、京都府南丹市の園部高校も園部城跡になっていて、似たような雰囲気だった事をまず連想します。

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●東根の大ケヤキ

かなり雑に撮ってしまいましたが、東根小学校にある「大ケヤキ」の木です。

樹齢1500年といわれ、真実ならば大和朝廷時代からの生息という事になります。南北朝時代にこの地にお城が気づかれた時期は、この木の生息期から見たらちょうど半分の時期にあたるところで、廃城となった江戸初期は2/3の時期という事で人生ならぬ「木生?」のほんの後半の出来事にすぎない、といったところでしょうか。とにかく計り知れないほどの長い時間を生き抜いているという事ですね。

そういう事をもう少し意識して撮れば良かった、と後悔しています。この時、東根駅へ到達する為にだいぶ駆け足で行っては撮り…を繰り返していたので…。

こんな感じで、まだ途中ですが駅間を往くだけでなかなかの観光ができます。

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