2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« 秋田/湯沢 壁の雪・布団雪 | トップページ | ゆいレール/那覇空港駅 (沖縄県那覇市) »

2015年9月20日 (日)

中国/大連② すばらしき中山広場近代建築群!

中国/大連市、中国/大連① 九州国際大酒店のおもてなしに続く大連の旅記事です。

(2015年8月当時)

●中国人民銀行

大連駅近くのホテルから歩いて中山広場までやってきました。円形の広場の周辺をグルッと囲む形で、このような素晴らしい近代建造物群が形成されています。大連の場合は、中国四千年の歴史云々といったものはほとんど感じられず、逆にこのような20世紀初頭頃、日本統治時代のモダンな素晴らしい建屋が数多く見られます

日本統治時代があったといっても日本語が通じる事は少ないという印象で、英語もろくに通じないと考えた方が良いと思いました。

この建屋はヨーロッパの古代建築にありそうな柱でした。この建物を皮切りに大連観光の大目玉のひとつである建屋群に高まる事となります。これらを目に焼き付けたい一心で大連に来たようなものです。

P1010757

●辽阳银行 (旧大連民政署)

1908年竣工のゴシック様式のレンガによる建造物で大連民政署、つまり大連を統括した行政機関して使用されていたという事で、日本統治下の大連で最初に建てられた官庁建造物です。

前田松韻(=まえだ・まつおと。1880-1944)という人物の手によるもので、中国の東北地方に最初に渡った日本人建築家といわれ、大連軍政署の嘱託技師となり、この時はまだ20代だったのでしょうが、後に東京工業高等学校(現・東京工大)の教授を務めたいわれています。

付近一帯にこのようなレトロ建築が多くある訳ですが、その中で色彩的にかなり異色で、まず建屋の色からして目を惹く建造物でもあります。

P1010769
P1010767
P1010777

●上海浦東発展銀行

こちらは一連の建屋群の対象に入るかどうか分かりませんが建物自体は大規模で素晴らしいものがあります。

上海を拠点としており、上海には観光名所である「外灘」に素晴らしい建造物の本社ビルを有しています。

P1010772

●道路と建造物群

壮大な建造物が立ち並ぶ中を通っている、中山広場外周の道路からの様子です。

なかなか贅沢な風景かなと思います。

大連の観光名所の大きなひとつですが、観光客が押し寄せて写真撮りまくってる、とかそういうのはありませんでした。写真撮ってるのがむしろ珍しく(居ない訳ではありませんでしたが…)、この辺で写真撮るのも結構気が引けました。写真NGの中を撮って連行でもされようもんなら大変なので、結構緊張した気持ちと共に撮っていました。あまり観光に向いた街とは言い難いと感じました、私感ですが。

P1010773

●中国銀行

というと日本にもありますが、こちらは中国の銀行です。

元は「横浜正金銀行」という外国為替専門の銀行として大連に建てられたといわれ、1909年の竣工です。妻木頼黄(=つまき・よりなか。1859-1916)という建築家によるもので、翌年には同銀行の北京支店も手掛けています。

なんといってもこの丸い緑の屋根部分が印象的でした。

P1010762
P1010794

●大連賓館

これまで比較的小奇麗な建物が多かった?!中、こちらはかなり渋みの滲み出た建屋となっている旧大連ヤマトホテルです。

元は南満州鉄道が経営していた高級ホテルチェーンで、1909年から5年の歳月をかけ1914年に竣工したルネサンス様式の建屋です。去年でちょうど100年を迎えた訳ですね。

現在はホテル大連賓館として使用され、外国人の使用も可という事で、大連のガイドブックのホテル欄にも載っています。

P1010780
P1010786
P1010787

●中国工商銀行

地味で渋いながらも大規模な建屋で、てっぺんの突出した部分の印象的なこの建屋は旧大連市役所で、1919年の竣工です。

この設計者である松室重光(=まつむろ・しげみつ。1873-1937)という人物は、旧大連民政署を設計した前田松韻の後任にあたる人物だそうです。

P1010789
P1010791

●中信銀行

こちらは旧中国銀行大連支店で、1910年の竣工のルネサンス様式の建屋です。

1910年といえば中国はまだ清国の時代で、ここも清国大清銀行の大連支店として建てられたのですが、程なく1912年に中華民国が成立した事で、中国銀行となった形です。

戦後は大連市教育局庁舎としても使用されていたといいます。上の写真にありますが、今の中国銀行の建屋にかなり似た形式ですね。こちらの方が少し渋めですが。

P1010801

●交通銀行

建物が撮れずにこんな近くからのものばかりとなりますが、1936年の建築と一連の建物と比べるとかなり遅い時期のものになります。それでも重点保存の対象となっているのですね。

ここで初めてまともに銀行前にこのように両サイドの狛犬?(ライオン??)を目にしたのですが、この先いく銀行の殆どにこのように待ち受けていて、その種類も多種多様でした。沖縄のシーサーのような守り神的な位置づけなのでしょうか…?

そんなこんなで、素晴らしい建屋が集中した、この中山広場周辺、大連観光には欠かせない、マストの場所と思いますが、昼だけでなく夜見ると更に楽しめるようです、海外で夜の出歩きは極力避けていますが、他のサイトを見る限りで感じた事です。

これを見て大連に行きたいと思われた方がもしいたら嬉しい限りですが、歩道の通行とか慣れないと色々辛い部分もあるので、その辺りは書き添えておこうと思います。

P1010811
P1010813
P1010816

« 秋田/湯沢 壁の雪・布団雪 | トップページ | ゆいレール/那覇空港駅 (沖縄県那覇市) »

旅行・地域」カテゴリの記事

51中国」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中国/大連② すばらしき中山広場近代建築群!:

« 秋田/湯沢 壁の雪・布団雪 | トップページ | ゆいレール/那覇空港駅 (沖縄県那覇市) »