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2015年10月11日 (日)

静岡/伊豆の国 韮山・おもちゃ屋ケンちゃん!

静岡県伊豆の国市、伊豆箱根鉄道/韮山駅からの歩き旅です。

(2007年9月当時)

●にらやま うぉーきんぐ

韮山駅前にあったMAPです。

左側に縦に太いオレンジのラインが入っているのは国道136号線ですが、このすぐ右に平行に走っているのが鉄道線路で、そのほぼ真ん中にあるのが韮山駅です。

見たところ駅周辺はお寺や仏像が数多い印象でした。伊豆といえば源頼家の配流先などで古くからその名が出ていた事もあってか、歴史的側面が強い事を改めて感じました。

地図の右側は殆どが山地ですが、その上端には温泉地が点在しているようで、伊豆といえば温泉の側面も強く、この点も見逃せないところですね。といって、この時そのような所は全く寄りませんでしたが…

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●伊豆の国市マンホール

富士山と左下は特産のイチゴ、そして右側は世界遺産に登録されている「韮山反射炉」です。この反射炉自体が世界遺産というより、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として事に正式登録されたものです。

日本で唯一現存する実用反射炉(実際に稼働した)ということで、遺構として存在するのも他に萩反射炉(山口県)のみてす。江戸時代末期にアヘン戦争の影響で鉄砲を鋳造する必要があって造られたもので、元々伊豆には下田の地に設置されていたものが、ペリーの来航によりここ韮山に移設されたという経緯があります。

鎌倉期や江戸幕末期など歴史の様々な場面にここ伊豆は登場し、日本史のキーとなる地である事を改めて感じさせられます。

などと当地を訪ねている時は考えもせず、ただこの地の景色だけ感じる事ができれば満足していたのですが、後からこうして調べてみると色々あるものですね。

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●駅前通り

カラフルな軒が並んでいた駅前の通りでした。

こういうビニール系の庇というか軒先に昭和を感じました。こういうの昔の個人商店によくあったなと思って。「小川」とひらがなだったりするのに目を惹かれたりもしました。

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●ケンちゃん

なんといってもこの看板は衝撃的でした!

「おもちゃ屋ケンちゃん」 (笑)

昭和を知る人なら大抵が反応しそうなこのネーミング、堂々と出ているのが素晴らしいですが、「おもちゃ屋」は実際に番組タイトルとして存在します。

よく「〇〇屋ケンちゃん」と実番組に存在しない名称でパロディーっぽく見かける事はありますが、これの場合は実際ケンちゃんシリーズの第5作として1973-74年にかけて放送されたものとタイトルが完全一致するのです。

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●隣光院

という曹洞宗のお寺です。

真っ青な空にくっきり屋根が映えて良い景色でした!

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●並ぶ六地蔵

京都にも六地蔵という駅がありますが、地蔵さんってそういえば六体で並んでるな、と思い、何故か??と調べてみたら「地蔵は六道の上にあり…」ということで、

地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天上を化す六体で構成されている形となっています。

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●八坂神社

これが最後になってしまいますが、市内にある八坂神社です。社記によると1428年が起源とされていて、洪水の時に天王の御神体がこの地に漂着したのを拾い上げて奉祀したのだとか。

鎮座地として旧自治体である「田方郡韮山町」がそのまま残っています。

もっと色々神社仏閣系があっただろうし、何より韮山反射炉(韮山駅ではなく隣の「伊豆長岡駅」が最寄り)を見てないし、温泉にも浸かってないしで、この地の観光をだいぶ損してる気がするので、やはり伊豆をもっと満喫せねば!という事で次回機会があれば伊豆はもっと深く訪ねたい、と思いました。

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