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2015年12月23日 (水)

佐賀/武雄 武雄温泉街への道!

佐賀県武雄市、JR武雄温泉駅からの歩き旅です。

(2011年12月当時)

●武雄温泉街へ

武雄温泉へは、駅の北口からのアプローチとなります。

バスなどののりばはこちらにもあり、反対の南口にもあって、鉄道のない嬉野市へ行く場合は南口からのアプローチとなりますが、北側は佐賀市や多久市などの周辺各市、また市内の循環バス、そして関西など(神戸・大阪)への長距離バスも出ているといいます。

北口を出て、その平行に入る道路を隔てた向こうに、このような標識看板がありました。

実際こんな写真のゲートをくぐって入っていきます。

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●駅北道路

これが駅の北口で線路と平行に走っている、北口の駅前道です。

右側に隠れているのが武雄温泉駅です。

左側は薬局とか酒屋さんとかありますが、このゴツゴツしたいかにも昭和な建物が味わい深いものがありました。

建物は結構まばらに建っていますが、温泉街へ向うにつれ店の軒が多く現われ、逆に駅の真ん前はこんなにのどかな雰囲気でした。

ちなみに温泉街はこの写真では、手前方向になります。

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●南口

転じてこちらは駅南口です。

先述の通り、嬉野市へのバスはこちらから出ており、長崎県の彼杵(そのぎ)などへのバスも出ています。

この木造の渋さに細い柱で、往時の面影を感じさせますが、近年できた高架駅舎とはあまりにもかけ離れた感が出過ぎてしまっていました。

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●南口バスのりばUP

上の写真のバスのりばの接写です。

JRバスが運行されており、その路線図が天井付近にありました。

嬉野温泉(嬉野市・嬉野温泉バスセンター)までは640円(当時)となっていますが、今、乗換案内で調べてみると、660円(所要時間33分)との事です。(この間、消費税率が8%に上がった影響と思われます)

嬉野市については記事をupしていますので、コチラを参照下さい。

下側の写真は主に時刻表がありますが、JRバスや祐徳バスのもの等複数路線がここを発着している様子が分かります。

祐徳バスでは三間坂駅という所へ行く便のものが載っていますが、これはは武雄温泉駅からJRで2駅行った所(距離にして7.8km)になります。

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●マンホール

武雄市のマンホールです。

武雄温泉の入口の立派な楼門、武雄を象徴した非常に分かり易いマンホールでした。国重要文化財という事で、武雄では自慢すべき存在といってもいいのかもしれません。

なんというか、すごく彫刻というか版画っぽい印象でした。これまでこうして数多くマンホールを見ては撮りしてましたが、「マンホールって彫り物なんだな…」という事をこれ見て初めて感じました。彫り物であるかどうかは別として、そう感じたという事です。

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●温泉方面

再び北口に戻って、左側が武雄温泉駅ですが、線路と平行なこの道を向こうに進んで行くと温泉街に入っていきます。

歩いて10分もすれば温泉街に着きます。

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●温泉街周辺

駅から温泉街へ向かう途中、上の写真の地点(ほぼ駅前)から歩いて約5分で、このような飲食店街に出くわします。

観光客で賑わうとか、そんな感じではなかったですね。

とにかく昔ながらの雰囲気、が前面に出ている感じで、現役の店もそうでない店も一緒くたな感じでした。

かつては温泉街を拠り所に栄えてきた街並みも、時の移ろいと共に…というところでしょうか、時が止まったままのようなお店も少なからず見受けられました。これもまた昭和の遺産なのかな、と…。

そういった街のカットをピックアップしたものが下の写真です。

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●温泉街の手前

上の写真のような懐かしげな街並みを抜けて、楼門のある温泉も近づいてきた地点ですが、「なかます」という立派な旅館の姿が見えました。

この旅館、創業200年を越える老舗の国際観光旅館で、古美術品の展示などもあるそうです。

価格面で調べてみると、それほど高級というものではなく、シングル朝食付きでは6,000円~と、むしろリーズナブルでした

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●楼門が見えてきた!

上の写真の道を左に折れて進むと、武雄の代名詞的存在といえる楼門が向こうに見えてきました。

このあたりは、温泉旅館でガッチリ固められている感じのロケーションになっていますが、旅館は17軒あるとされています。

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●ついに楼門!

の真ん前まで来ました。

「武雄温泉新館ならびに楼門 二棟」という形で、国の重要文化財に指定されています。

辰野金吾(1854-1919)の設計によるもので、今から100年前の1914年に完成祝賀会が開かれていますが、この方といえば、東京駅や大阪の中之島公会堂などその他多数全国に及ぶ有名建築物の設計にも携わったという事で、近代建築においてその輝かしい実績は色褪せる事もなく残るでしょうし、このように形としても残り続ける事でしょう。

また辰野作品としては佐賀県唯一であり、それがまたこの武雄に存在する事も貴重だと思います。

楼門自体の歴史は100年ほどですが、開湯は約1200前ともいわれ、江戸初期には伊達政宗や宮本武蔵も入湯したといわれています。

とにかく、この下をくぐって日帰り入浴ができ、3軒の浴場から選択できます。

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●入口

楼門をくぐったところです。

手前にはちよっとした食堂があります。

向こう側には浴場が

この時は、「元湯」に浸かってあったまってきました

この食事処のすぐ向こうの建屋に浸かってきたので、その向こうの新館は外から眺めていただけです。

食事もでき、湯にも浸かれ、短時間ながら武雄の旅は良い思い出となりました。

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