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2015年12月 5日 (土)

アンジュルム武道館・百花繚乱Ⅱ MARO-FOREVER!

アンジュルム武道館・百花繚乱Ⅰ 旅立ちのにょんさんが来た! に続く第2編のアンジュルム日本武道館(11/29)観戦記?です。

≪RUN!≫

前回記事内容と順不同になりますが、今回の主役であり、この公演を最後にグループを卒業する福田花音(ふくだ・かのん)ちゃん(20)。公式ニックネームは「かにょん」で、あと自称した「まろ」が想定外に?浸透し、「マロテスク」「マロテスカー」なる造語も生まれたほどでしたが、個人的には「にょんさん」という先輩っぽい異名がしっくりくるので、前回記事同様ここでは彼女の呼称は「にょんさん」で通します。

さて、「RUN!」ですが、これは近日まで行われていたホールツアーでも、メンバーの着替えタイムに上映されていた動画で、ロカビリーのBGMに合わせて、若いメンバーから順番にひとりひとり、リレー形式で走り続けるものです。

りかこ→とにかく激走。「太陽にほえろ!」の新人刑事を彷彿とさせるカッコよさで走りまくる

あいあい→カーブを曲がりながらのなかなかの走り、でものんびり感が否めない(笑)

むろたん→走り方はダイナミックな感じでカッコいい、けどあまり速くないみたい

めいめい→合羽?に帽子の不思議なスタイルでちょこちょこ走る。前髪が揺れてない(笑)

りなぷー→「禁」を解いたようにデコ出しで走る、それ自体がすごい事に?!

タケちゃん→2期で最もカッコいいダイナミックな走り、「漢」の風格(笑)

かななん→途中で停まって横断歩道渡ったり、ちょっと笑いを入れて

にょんさん→妙な緩すぎる走りに笑いを禁じ得ない

あやちょ→アンカー?最後の1人を待ち受けて走っていく?元陸上部のダイナミックな走りがあまり出てなかった感

ホールツアーの動画はあやちょが走ってジャンプする?所で終わり、今回も全く同じなの??と思って見ていたら、最後9人全員が集まる動画がプラスされていて、ここだけは武道館仕様になっていました。

≪サプライズ≫

歌い終わって、「さぁ後半戦だ!」と思っていたメンバー達、ところが突然℃-uteのリーダーにしてハロプロリーダーでもある矢島舞美さんがここでサプライズ登場!「花音へ」と手紙を読んで号泣させました。

このサプライズには「なぜここで舞美?」のような向きもありましたが、アンジュルムは、例えばBerryz工房に対しての℃-uteとか並び称されるライバルグループがなく、送り出す側としてハロプロのリーダーである彼女が最適任者との判断なのでしょう、元々こういった感動的なコメントを誰に対してもできる人物でもありで。個人的には「さわやか五郎」さんに何らかの形で出てほしかったですが…

≪1万人の「わたし」≫

サプライズ手紙にすっかり涙いっぱいのにょんさん、次の曲のスタンバイに入る時、あやちょが「花音ちゃん、大丈夫?」と確認、大舞台で予想外の事が起きると慌てると思いますが、なんとか事が運んで、端から見ててもホッとしました。

そして、にょんさん最初で最後のソロ曲にして自作詞曲「わたし」の登場です。ここは独り舞台。アンジュルムの武道館では1人スピーチはあったものの、1人歌唱は初めてです。1万人を前にして「わたし」が堂々の披露、一面ピンクのサイリウムで揺れる空間に曲が生み出す異常なまでのノリが重なって、「マロテスク」ワールドが全面展開されていた武道館でした。

≪涙あふれる交差点≫

今回初披露となった「交差点」という曲。ニューアルバム"スマイレージ・アンジュルム SELECTION ALBUM「大器晩成」"の中の1曲ですが、これが素晴らしいバラード曲で、今回の卒業公演向けにつくられたのではないか?というぐらい、本当にこの場にピッタリはまった曲でした。

今回卒業するにょんさんを除く8人で、これから旅立つ「君」に向けての内容、という事もさることながら、その8人で歌っている姿を目にする事自体が、にょんさんが居なくなったこのグループを今この段階で見せられているようで、自然と涙腺も緩みつつ見つめていました。

しかし…それだけにとどまらず、途中からにょんさんが1人でセンターステージに突然現れます。メインのステージに残る8人、センターステージに去るにょんさん、この向き合いながら歌い綴っていく様子が…もう涙なしで見る事ができませんでした。こんなの絶対リハーサルからみんな泣いてただろ…と思わされました。

去る事を決めた「君」、その事がとても勿体ないけど、君らしい決断だね…って本当に今この場にハマり過ぎてて、メンバーも皆涙声にうわずりながらの歌唱で、完全に泣いていたメンバーも居たし、何より去るにょんさんも温かい笑顔を浮かべていた、と思っていたにょんさん自身が涙を溢れさせて、この瞬間が「え?早くも大団円か!」と思わされました。ここでこんなに涙で盛り上げてしまって、この後どうするんだ??と要らぬ心配もしてしまいました。

≪ちょいカワ≫

ライブでは中盤から後半の盛り上げにすっかり定番となった「ちょいカワ」(私、ちょいとカワイイ裏番長)。

半月前から行われていた4年ぶりのホールツアーから、この曲のイントロの「煽り」はめいめいをはじめとする2期メンバーが担当していて、今公演も同様でした。それまでのツアーではにょんさんが担当していて、武道館の大舞台でも煽りまくっていた訳ですが、このへんに如実に世代交代感が出ていました。

今やすっかり2期は歌唱の中心になり、3期が入った事により先輩にもあり、益々存在感が増す一方の状態ですが、めいめいの劇画調の入ったやや大げさな煽りがこの曲にはピッタリだし、何より会場全体の空気をピシッと締め直すにはもってこい、と感じさせられます。そして1万人が叫ぶ「ちょいカワ」のコール、「ちょいカワ」×4を7回で28回この単語を大声で話す、というのは結構エネルギーを使います。そんな事をよそにメンバー達はもう準備万端、めいめいの「オーケイー!」という小気味のいいレスを受けて、曲は始まります。

間奏でも「ちょいカワ」と大合唱するので、更に更にボルテージが上がるというものです。この曲で個人的に注目しているのは、りかこの足を高く上げてキックするフリです。他のどのメンバーと見比べてもズバ抜けて足が上がっているこの「りかこキック」は彼女が「大器晩成」で見せる「りかこジャンプ」と双璧をなす、と勝手に思っています。

≪2期の存在感≫

その後は、ホールツアーでやっていたナンバーを武道館でも。「新しい私になれ」のサビ前の部分でタケちゃんが1万人を前に「いくよ!」の煽りがカッコ良かったです。2期の中でもめいめいとタケちゃんは何かと小気味よいパフォーマンスで魂を揺さぶられというものです。

正直言って2期が入った時に、こんな面白い事になるなんてカケラも想像しなかったですね。まず入るタイミングが最悪で、本人たちも「叩かれた」「メンバーとして認められてない」などネガティブな発言がよく出ていましたが、よくぞここまで自分たちでポジションを築いていったな、と思います。

ただ居続けるだけでは、こんな面白い集団には絶対ならなかっただろうと思います。ライブが長くできない雌伏の期間もありましたが、その間も舞台で実力をつけ、絆を深めたり、時をかけて力を蓄えていったんだな、と改めて感じましたし、だからこそにょんさんも「安心して」卒業できると言ったのだと思うし、彼女の決断を大きく後押ししたのは、この2期メンバーの大きな成長にあると思います。

≪友よ≫

やはりホールツアーでやっていたナンバーが続いていましたが、ホールで初披露した新アルバム書き下ろし曲のひとつ「友よ」がラスト近くにもってこられました。「交差点」で涙あふれる大団円か?と思わされもしましたが、これまた別れをテーマにした曲、この公演でなかなか出てこないので武道館の大舞台で最後の曲として使われるのか??と思っていましたが…

音源で聴くと、単なる別れとまた会おう的な曲、に終始しかねないところですが、途中で円陣組んで叫んだり、このグループの「この9人」の結束を強く感じるシーンが大変印象的で、1年ほどで終わってしまう「この9人」の結束はこのシーンに全て凝縮されている、といっても過言ではない、そんな強烈な印象を与えてくれました。色々シーンが変わりゆくこのグループですが、その一瞬一瞬を目に焼き付けなければ、と強く思います。

≪ラストナンバー≫

最後はこの曲「大器晩成」

アンジュルムに改名してからの歴史はこの曲に始まり、この曲の一応の成功で、アンジュルムの路線が定まり今に至る訳で、とにかく事ある毎にこの曲が持ちだされて来た、そんな印象が強かったです。2015年のアンジュルムの象徴曲ともいうべきもので、前回の武道館では最初と最後に2度出てきたと記憶しています。

むろたんのサビ前大熱唱と1万人の大歓声が響き渡り、続いてりかこジャンプというイキのいい3期が出てきた事を表現している曲でもあります。とにもかくにも色々ありながらも終わってみれば実にあっという間の武道館公演…だったなと、それしか思えませんでした。

≪アンコール≫

本編が終わった後、武道館は再び一面に濃いピンクのペンライトが揺れ動いて「かにょん」コールが響き渡りました。思ったより早い進行で、帰り時間がずっと気になっている中、助かったと思いながら、いよいよ来る真の最後の瞬間を待っていました。

長い長いアンコール、時計を見ながら少々焦りさえも覚え始めたそんな時、現われました!

にょんさんがひとりで。

荘厳なドレスに長いピンクのスカート、それまでの有名歌手がマイクを置く時のような歴史に残るクラスの豪華な衣装で。

今夜2曲目のソロ歌唱がここに用意されていました。

歌うのは「私の心」。アルバム曲の名バラードですが、スマイレージ末期の舞台「SMILE FANTASY」でも彼女がソロで歌った曲で、スタッフにも「福田といえば"私の心"だね」といったような事を言われた、と記憶していますが、とにかく彼女を象徴する曲のひとつであはると感じます。

出だしの「好きよ~」の部分にすごく彼女の存在感が出ていて、この部分にまず、この曲といえばにょんさん、と思わせる要素があるかと思います。後にも先にもこんな素晴らしい衣装で歌うアンジュルムとしてのにょんさんを見る事はない、と思いながらただただ見つめて、聴き入っていました。

≪残るメンバーへ≫

「私の心」を1人で歌い終えた後、残りの8人のメンバーが出てきました。

残るメンバーはメインステージ、にょんさんは花道を隔ててセンターステージにいて、にょんさんは花道を黙って、みんなのいるステージへと歩みを進めていきます。この時1万人の会場は無言、ただただ場面を見守るのみでした。

そして…自らが読む別れの手紙

思えば最初の武道館の時の最後のMCで、何度もやめようと思ったと言った後、あと少し頑張る、ような事を言っていましたが、この時から「先は長くなさそう」と感じた方々も少なからず居たのでは…と思いました。この少し後に卒業する宣言をしたようですが、去年の7月でもそれなりに思うところはあったのかな、と思いました。

3期の事に触れ、1年間だけだったけど濃厚な1年だった、と言い、「ありがとう」のセリフを3期に送った時に、りかこがビクッと反応して、涙で顔をくしゃしくゃにしながらうつむいていたのが…涙を誘いました。

2期について触れた時には、辛かった4人に何もしてやれず「ごめんね」のセリフを送った時、初期についてきてすっかり百戦錬磨でたくましくなった彼女たちも涙せずにはいられない状況でした。りかこほどの号泣でないにしろ、やはりうつむいて手を顔に当ててという感じで…、でもしかし、そこはアンジュルム!と思った部分があって、そんな感動的なにょんさんの最後の手紙でも、ちょいちょい笑いを入れてきていて、「イジられるタケ」とか、湿っぽい一辺倒にならない、ただでは起きない感が出ていました。

さして、自分と共に唯一残った初期メンバー、ここまで2人3脚でグループの全歴史を一緒に共有してきた戦友「あやちょ」への言葉。「こんなひょろっとした頼りなさそうな子がリーダー?」と思っていたけど、今思えば「リーダーはあやちょにしか勤まらない」と。あやちょはリーダーシップだけではなく、歌唱面も最初は相当独特の感じで「…」と思わせる部分も決してなかったとは言い難く、でもそれも舞台をきっかけに乗り越えて、今では抜群の声量を誇るメンバーになりました。

にょんさんが安心して卒業できるのは、2期もそうですが、あやちょに対しても「自分が居なくなって初期メンバーがひとりになっても、今のあやちょならきっとやっていける」と確信したからに他ならないと思います。この二人は必要以上にベタベタしない「ビジネスパートナー」と言われたりもしますが、二人とも真逆でつかず離れず絶妙の距離感を保っていたからこそ、ここまでやってこれたのではないか?と思います。苦楽は共にしてきたので何も言わなくても、互いに楽な関係で、たがいに分かり合えて、また我々観客サイドからみてもただ並ぶだけでとても「絵になる」2人です。それが崩れてしまうのは、とても悲しい事ですが、人間生きていたらどこかで「旅立ちの時」がくるというもので、今がその時なのですね…

メンバーのラストMCでは、りかこが力なく始めたと思ったら、涙で喋れなくなってしまいました。みんなから笑われながらも「大丈夫」と気丈振舞い、また泣くりかこ。何とか喋り終えて次のあいあいにバトンを渡し、つぎのむろたんも前回の武道館同様に涙で言葉詰まるか?の寸前で踏みとどまって気丈にコメントを終えていました。タケちゃんの時は冷たい対応気味のにょんさん、そこには別れとか全く感じさせない、いつもの日常のこのグループの雰囲気がありました。ここも湿っぽい一辺倒にならない流れをつくっていたのかも。タケちゃんは本人が意図するしないに関わらず、こういう場面でいい働きをしているように思います。

次は「旅立ちの春が来た」が披露されました。

≪旅春、そしてひとつに≫

この9人での「旅春」、見た事あったかどうか忘れましたけど新鮮でした。最後の最後で観れた感で一杯でした。「笑顔で送り出して」をはじめとする、歌詞のいろんな部分が実に刺さりました…、この曲が出たのは2年半前ですが、それ以来卒業メンバーが出るのは今回が初めてで、この曲の威力を今頃になって初めて思い知らされたものでした。

そして、本当の本当に「最後」の曲、「スキちゃん」でした。

ここは敢えてなのか、何のひねりなくこの曲できたのですが、あまり仰々しいものにしない狙いもあったたのかな、とも。

メンバーが「ありがとう」とひとしきり挨拶して、消えていくのを見届けて、慌てて帰路に着いたため、以後は見ていませんが、「かにょん」コールがずっと鳴り響いていました…

その後は色々しんどかったのですが、本当にわざわざ現場まで来て良かった、ありきたりですが、こんな感想しか出ないような、素晴らしいライブでした。福田花音FOREVER!

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