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2016年7月10日 (日)

神奈川/厚木 37回目の夏~ボンのいた風景

神奈川県厚木市、ここでの旅はハッキリと目的を決めてやってきました。それは…

「ボンの殉職地探訪」です。

よって、今回は旅記事というよりもドラマヲタクの聖地巡り的な要素が強くなると思います。

1972年からスタートした刑事ドラマの金字塔「太陽にほえろ!」、このドラマでは14年間の放送のうちに実に11人もの殉職者を出し、「殉職」という言葉を世に定着させたドラマといっても過言ではありませんが、その1人であるボンボン刑事(ボン=演:宮内淳さん)の殉職地が今回記事の訪問地です。

他の刑事の殉職もロケで結構行われていますが、都内だったり海外(カナダ!)だったりで、「ここなら行けるかな」と思ったのが厚木で、また歴代刑事の中でも特にボンが大好きでどうしても訪ねたかった!というのも多分にあり、2013年6月遂に訪ねました。

ボンの殉職は、長い歴史のこの番組のちょうど折り返し地点にあたる1979年7月13日の金曜日に放送されました。そのタイトルも「13日金曜日、ボン最期の日」でした。当時、小学3年生でしたが、「太陽にほえろ!」の"本放送では初めて"刑事の殉職を見る事となった(再放送ではジーパンやテキサスの殉職は見てましたが…)ので、親からその話を聞いた時は衝撃的でした。その割に「最期」の漢字が読めず、親に「"さいき"って何?」と聞くと、復活するような意味の事を言ってきて、「再起」と勘違いされたんだな、と後で思ったものでした。

今年もまたその「7月13日」がやってくるという事で、今回このタイミングでこの記事を書くという次第です。

●内陸工業団地

ボンが殉職したのは早朝の工業団地、という訳でまずは、ここまでのアクセスですが、駅近にある訳ではなく、本厚木駅近くの「厚木バスセンター」から30分以上かかってこの工業団地へやってきました。料金は忘れましたが調べると400円ほどのようです。

Dsc03647

●交差点

工業団地内の交差点です。

団地の面積自体は234万㎡ということで、正方形だとすると1.5km四方という事になるでしょうか。自治体レベルでは厚木市と愛川郡愛川町の両方に跨る格好です。

ボンが銃撃戦を始める前にこんな交差点を曲がり切った所で軽トラをおもむろに止めた覚えがあります。敷地内に交差点は多数あり、また当時より35年近くも経っているので、なかなか特定には至らないですが…。

Dsc03656

●中交差点

上の写真は東側の交差点でしたが、西へ進んでコチラは中交差点です。

ボンが撃たれてから、目標とする電話ボックスまで、瀕死の体で歩いて行く道のりに、こんなような緑が生い茂っていました。

しかし、そもそも電話ボックスは撮影用に設置されたもののようで、ここで探しても見つかるはずもありませんでした。また、ボン殉職の記念碑的なものも一切ないので、全く場所特定に行き着くには至りませんでした。ここではないか?と推測しているサイトはありますが、「ココ!」と断定しているサイトはないようで、当時を知る方が居れば、是非に場所をハッキリ教えてほしいくらいです。

Dsc03661

●ここなのか?!

ボンが瀕死の身体で電話ボックスまで這いつくばっていったのはここだろうか?単に感覚だけでそう思った場所です。当時とはガードレールの様子も違うし確証はないのですが、当時のようなガードレールのある場所もなかなか見当たらず、雰囲気的に近い場所としてはここかな?という感じで、暫ししげしげと見つめておりました。

なかなかここにロケで来たという記録は見受けられませんが、記念碑もないし、感覚で勝手に決めるしかないかな、と(笑)

Dsc03664

●西交差点

東、中、ときて、西交差点です。

この工業団地で交差点を有するのは縦に続いたこの3本の通りのみです。

それでざっと見てみても、最もそれらしい雰囲気があったのは、上の写真の所で、ここでボンが彼女を助けるために、ボスに連絡を取るために、必死になって歩き、時には倒れて意識を失いながらも、這いつくばった場所なのかな??と思わずにはいられませんでした。

Dsc03669

●ここはどこ?

これは「太陽にほえろ!」での劇中にボンが致命傷を被弾した時のカットです。

しかし向こうにあるようなクレーンのレーン?らしきものが全く見られず、「ここはどこなんだ?」と思うばかりでした。これも工業団地での撮影と聞いたのですが…。

Dscf0130

●バス停

「中一丁目」とあります。

四丁目が北端で、南へ行くにつれて三丁目、二丁目…とそれぞれ、西・中・東と縦に通っていて、ここは真ん中の通りの南端です。「団地入口」とされる所も、東南端に位置し、入口の近くにあたります。

この路線は、厚木バスセンターではなく、海老名駅に行き着くようになっています。

Dsc03677

…やはり、というべきか結果的に「ココ」という場所の特定には至りませんでしたが、ボンが最期を迎えた時の撮影がここで行われたんだ、と思うだけで色んな思いを馳せ、それだけで十分楽しかったのでよしとすべきかもしれません。自己満足甚だしいところですが…。

以上、ボン殉職後37回目にやってくる7月13日に向けて。

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