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2016年9月 4日 (日)

山口/萩 寺町や古き街並み

山口県萩市、JR東萩駅からの街めぐりです。

(2012年4月当時)

●東萩駅から

駅前の通りです。駅前広場を出たすぐ先の幹線道路です。

ここに標識が出ていますが、萩城跡までは約3kmあります。萩へ初めて行ったのが2008年11月の事でしたが、この時は晩泊っただけで、駅近なら萩城へ…も考えていましたが、断念して別の地に行く事にしました。なので、3年半後の再訪にあたる今回写真分にてようやく観光ができたのでした。

ちなみに城下町までは2kmという事で、時間があれば十分歩いて行ける距離ではあります。

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●萩城址線

東萩駅からはすぐ、駅から100mも行かないうちに橋が出ていて、これを渡った先の土原(ひじわら、と読みます)という地区での県道295号(萩城址線)の標識です。

中国地方で唯一、近世城郭に通じる県道だという事です。

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●萩グランドホテル天空

東萩駅から橋を渡ったりしながら500mほどのところにある、市内を代表するホテルです。HPは⇒コチラ 

宿泊プランカからすると、12,000円~はかかりそうですね。

このホテル名のバス停もあり、30分に1本ペースでバスで停まります。萩市のコミュニティバスである「まあーるバス」というものですが、路線図のオレンジ部分が西回り、ブルーの部分が東回りだそうです。

まぁここまで来てしまえば、他の観光地へそのまま足伸ばしで行けてしまうので、なんだかんだ歩いて行けてしまうんですが…。ただ、今時期のように歩いて行くのは大変で、バスの来る頃合いを把握できるなら、バスで行っても良いかな、というところです。

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●萩市観光地あたり

右上の丸囲み部分が東萩駅です。バス路線は上の写真と同じになりますが、東萩駅からでは萩城の方へ行き着く格好にならないので、橋を渡ってグランドホテルまで出ていく事となります。東萩駅の左横の丸囲み部分がグランドホテルです。

ここのバス停から上部への黒線に沿ったルートで萩城跡へ行き着く事ができます。萩の城下町は街なかにありますが、城跡自体は海沿いの半島状になった部分にあります。

この地図の下の真ん中部分は、旧家が多く観光資源も多いので、このあたりも要チェックです。人口は5万そこそこと山陰でもあり小さな街ながら、江戸時代までは歴史の中心でもあり、観光地らしくバスの本数が多いのは助かります。それだけ需要が多いのかもしれませんが。

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●吉田町交差点

東萩駅から歩いてグランドホテルを抜けた直後辺りです。

右手前のめしやの建物が強烈に惹かれました。城下町として整備されている印象の強い萩市でも、こういう自然に残った部分が見えるのも大変面白いものがあります。

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●享徳寺

吉田町交差点を西へ進んだ所にお寺が並んだ寺町的なエリアがあり(バス停も「寺町」となっています)、そのなかのお寺のひとつですが、「こうとくじ」と読みます。

1452年大内義弘を開基として創建されたとあり、この年の年号がお寺の名前にもなっている「享徳」(こちらは「きょうとく」と読みます)で、これが名前由来とされています。今でいうと「平成寺」みたいなもんでしょうか、昔はもっと年号サイクルが゛早いので、かなり意味合いが違うとは思いますが。現在の住職さんは二十四世だそうです。

当初は真言宗のお寺だったのが約120年後に現地へ移され、曹洞宗のお寺になったといいます。

この山門がなんとも印象的ですが、市文化財ということです。

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●享徳寺境内

享徳寺の境内に入ってのカットです。

「吉運山」という縁起良い名の扁額がかかっています。

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●佛定石

これも享徳寺内ですが、釈尊入滅の際に残したという足跡を石面に刻んだもの、とあります。釈尊入滅の際、とはお釈迦様が亡くなる時ですね。

インドではこれらを礼拝する習慣があるのだとか。日本伝来は奈良時代で、薬師寺にあるものが日本最古とも記されています。

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●しだれ桜

これも享徳寺のものですが、ちょうどこの訪問が4月中旬で、桜の時期でもあり、境内にはきれいな桜が咲いていました。

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●熊谷美術館

「くまや」びじゅつかん、と読みます。

関所跡によくこういうのがありますが、ここは熊谷家という旧家の跡で、更に熊谷美術館として今は存在しています。熊谷氏というのは江戸時代、萩藩の豪商でした。

江戸中期の1768年新築のこの建物は江戸時代の町屋建築の代表とされ、重要文化財に指定されており、代々が収集した美術工芸品や民具など文化史料などを保存、公開する事を目的として1965年に美術館として開館されています。

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