新潟/十日町 赤い街・青い街
新潟県十日町市、JR・北越急行/十日町駅からの歩き旅です。
(2012年8月当時)
●周辺案内図
駅の周辺図ですが、この辺りはJRと北越急行線がほぼ接している区間となっています。
この近くは割に主要施設が中心に描かれていて、あまりこれといった観光名所が見られず、それらの場所に行くには少し遠出が必要かな、というところでした。
●赤の商店街
歩道アーケードの屋根縁が赤いので、勝手にこのように呼びました。
駅記事でも載せていましたが、東口駅前風景から商店街の入口まで踏み込んだカットです。
小都市の駅前商店街でも、このようにアーケードがついていると、明確に商店街と分かって、いいなと思えます。
●道案内
東口から東向きに見た形のものでも右側に矢印が出ているという事は南側へある事になります。
距離が書いていないので、あくまで方向だけになりますが、とりあえず智泉寺は程近くにあります。道の駅クロス10というのは逆に北側にあります。車で道路を通るとすると、一度この方向へ向かってから逆方向へ向かうという事でしょうか…。
一番上の「キナーレ」はコンサートホールの事かと思いますが、他にも現代美術館?やら、この名のつく施設が付近に複数あります。
「駅通り」と表示がありました。
上の写真では同じ方向になっていたものも、ここに来ると違う方向になっています。
ここまでは共通の道で、ここから分岐していくケースもある訳ですね。
曹洞宗智泉寺としてHPも存在するお寺です。
当初は市内の水沢という地区にあり、1607年ごろ当地にて開創とされています。現住職は26代目とか。延々と受け継がれていくもんですねぇ。
で、この入口の山門は18世紀中後期頃のものと考えられ、十日町市の指定有形文化財です。市指定の文化財自体は十日町では111あるという事で、ここのような建造物としては5つのみで、殆どがお寺の何らかの門ですね。
「第一番札所」なる表示が見られますが、妻有百三十三番霊場ということで、ここ十日町、津南町、小千谷市にわたる範囲で、江戸時代に札所として定められたものです。その栄えある一番札者がナントここなのでした。
智泉寺とは道路を隔てて東側にあるこのお寺は「水月寺」といいます。
先程の智泉寺が第一番札所なら、ここは第二番札所です。
外壁の釣鐘模様?が印象的なこじんまりとしたお寺です。
昭和17年に水月庵より水月寺と改称、とありました。
最初の方の駅からまっすぐ通る商店街が「赤の商店街」なら、こちらはその道から南へ平行に走る「青い商店街」です。アーケードの屋根縁の色が青だからここで勝手に命名してるだけですが、このように柱なども青なんですね。
赤い商店街と青い商店街が平行に通っているところがここ十日町の面白いところです。
日時計を見てていつも思うのは、どっから見たらマトモに見えるんだろうか?という事で、やはり見る角度や位置によって見え方違うのでは?ですよね…
十日町の「日」の真ん中横棒が取れて、『口』になってしまっています。十口町市役所と…。
無料送迎バス乗降場という表示までありました。
上の写真と微妙にタイトル違います(笑)
工事中だったのか、入口周辺がゴチャゴチャした感じになっていました。
レンガ色っぽいシックな渋さのある建物でした。
十日町をこうして振り返って、色とりどりだなという感想がパッと出てきました。
赤と青の商店街、細かく店は巡りませんでしたが、それぞれにどんなお店があるのか、はたまた営業しているのかどうか、等見てみるのも良いなと思いました。
ここだけ見て、十日町の何たるかは大して語れませんが、もっと名所たる所にも行ってみたかったものです、しょっちゅう行けるような所ではないだけに。
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