徳島/鳴門 大道さんから
徳島県鳴門市、JR鳴門駅からの歩き旅です。
(2010年7月当時)
●なると観光マップ
駅前にあった案内図です。
こないだ行ったばかり、と思っていた鳴門ももう既に7年前の事で、この記事でもその当時の姿となります。
鳴門市の地図という事になりますが北半分は殆ど山なんですね。よって街の部分は美南に集中しています。それに何といっても四国の玄関地、明石海峡大橋が開通してからは一層その役割がウエートを占めてきたように思います。
通常「はちのじ」といえば、8の形を思い浮かべると思いますが、鳴門駅前にあるこの歩道橋は漢字の「八」の字の格好をしていました。右側の曲がり具合がなんともお見事です。末広がり感満載ですね。
歩道の角にあたる事からこのような形になったのでしょうか?
で、すぐ前にはビジネスホテルがあります。こういう写真を意識的に残すようにしていますが、それは再訪する時にこの街に泊まるところがある、という事を記録に残しておくためです。中には何年も経っていると無くなってるホテルもありますが…。
市営バスと地域バスの路線図という事で、山を真ん中に置いてぐるっと囲むルートを詳細に明示されています。
街は南東部に集中している感じですが、南西部は見ごたえありそうな雰囲気を感じます。
鳴門駅から南へ200m程進んだ地点にあるバス停です。
のりば案内として、別の方面へはこことは対角線上に位置するバス停へお回りくださいとの表示がありました。
よくあるのが、ここにバス停はあるけど、反対方面のバス停が道路向かいにない、というケースですね、時々それで焦る時があります。駅からバスに乗ってやってきたはいいけど、帰りはどっから乗るんだよ?という時ですね、ヘタをすると、どっちも同じ側にバス停がある(双方向兼ねている)場合もありますので。
歩道に屋根のある商店街に差し掛かったと思ったらいきなり「大道です。」って何のことかいな??と思わされますが、ここは「大道銀天街」という商店街で、昭和49年に鳴門で初の商店街振興組合が設立され、販促事業としてここにも出ている納涼市などのイベントが打たれて来たそうです。HPはコチラ。
2015年には経済産業省より「がんばる商店街三十選」に選定されています。少なくとも廃れゆく商店街ではないという事でしょう。これからも頑張ってください大道さん!
●NARUTOだってばよ!
2010年当時の鳴門市阿波おどりの案内ポスターです。
さすがは、という感じで見事にNARUTOに引っかけて出してきています。これはアニメの劇場公開に合わせてのものだったそうですが。
毎年8/9~11の3日間行われて、その翌日8/12~15の4日間は徳島市阿波おどりにバトンタッチの形となっています。徳島市の阿波おどり期間中に出くわした事がありましたが、鳴門市の夏も熱く燃えるんだな、とこれ見て思いました。
市役所や消防本部や各種施設が近くにあるところです。鳴門駅から南へ400m程度の地点です。
左向こうに見える時計塔が印象的でした。この建物は鳴門市消防本部でしょうか。接近して撮ったものを下に載せていますが、2013年に新庁舎に生まれ変わったようで、この時のこの建物はもうないようですね。この建物自体にも向こうの部分にも工事の様子が既にうかがえる状態でしたが。
市役所や消防本部の道を隔てて向かいに立っているのが、この昭和感満載の建物です。市の中心地のすぐ傍にこんな建物が残っているのが驚きでした。
やはりCoca-Colaのこの看板は昭和を感じさせるに十分ですね。これにくわえて「たばこ」の看板、抜群です!
建物が直角に曲がった変則的な建物でした。
ベートーベンの「第九」日本初演の地といわれ、鳴門駅前でも「渦潮と第九の街 鳴門」と紹介されています。
ベートーベンの第九、「一万人の第九」でお馴染みのあの曲(交響曲第9番=ベートーベン最後の交響曲)です。日本での初演は1918年6月1日に現鳴門市の坂東俘虜収容所にてドイツ兵捕虜によってとの事ですが、戦時中下であったせいか、長らく明るみにならず1990年代になって脚光を浴びたという事です。この大きな「第九」の歓迎看板も比較的最近のものという事でしょうか。
鳴門の街を歩いていて最も印象的だったのは、ここでの景色です。
駐車場内にとにかく「あそこ」「あそこ」と…
「あそこ食堂」という食堂があり、その駐車スペースのようです。昔ながらの食堂のようで、調べると食レポもずいぶん上がってるのが確認できます。
撫養は「むや」と読みます。この鳴門駅前地域はだいたい撫養とよばれる地区にあり、現在鳴門渦潮高校と称している旧・鳴門第一高校はその前は、「撫養高校」と称しており、その時代にはかつての阪急の名スラッガー・長池徳士氏などを輩出しています。
このお城は別名「岡崎城」といわれています。ちょっと高い山の上にあるように見えますが、この妙見山という山は標高60mの低い山です。登ってみればこの模擬天守をきっちり見れたのですが、この時はそこまで行けず、この写真を撮るにとどめています。
最後ですが、この文明橋は撫養川に架かる橋のひとつで、石造りの欄干が立ち並ぶのが大変印象的です。神社の灯籠のような感じですね。
明治3年に初代の橋が架橋され、鳴門市の橋ではかなり古いもので、現在のこれが3代目の橋といいますが、昭和13年3月架設となったおり、そこからでも既に80年近い月日が流れています。
川を眺めた時に石造りの小屋?が目を惹きましたが、そこに「大阪セメント」と貼ってあったのも更に目を惹きました。現在は「住友大阪セメント」となっており、この大阪セメントは1994年には解散となっており、このミニ看板はそれ以前のものですね、ブリキ看板の流行った頃のものかと思いますが、大阪セメントの名称になったのは1963年との事です。
駅前をチョロっと歩いた感じだったのでこんな形となりましたが、今度来る時は西側の見ごたえありそうなエリアも見てみたいものです。
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