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2017年10月 9日 (月)

新潟/南魚沼 直江兼続が見守る街

新潟県南魚沼市、JR六日町駅からの歩き旅です。

(2012年8月当時)

●周辺案内図

六日町駅にある案内図です。

新潟県の駅の駅前って

「線路に沿って川が流れていて」

「駅前道路を通ると程なく、川に出くわして」

「そこから本格的に街らしい(栄えた)姿が見られる」

というイメージを勝手に持っていて、この地図を一見してもそんな印象…と思いきや、ここの場合は、川を渡った先は山脈続きで、逆に川の手前側や、川とは反対側に街が開けている形となっています。

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●坂戸城跡

坂戸というと埼玉県に坂戸市がありますが、それとは違う新潟県の坂戸山という山の頂(634m)にある坂戸城という山城です。

上の案内図では上方の緑の部分がこれにあたります。

この六日町駅から15分ほど歩いて登山口に至り、そこから山道を上っていく形だそうです(この時は行きませんでしたが…)が、山麓との標高差は470m程でちょっと大変なようです。平安末期からその歴史があるようですが、江戸初期には廃城になっているようで、大都市にあるような城跡の探訪をイメージすると、だいぶ違ったものになると思います。

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●駅前

を見下ろした様子です。

広場の部分が隠れてしまっていますが、土産物店があるところにちょっとした都市感がありました。

そこからアーケードつきの商店街が山に向かって形成され、その中をバスが通っていますが車道がありました。

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●商店街を歩く

地平に降りてきて、駅前を早速通ります。

アーケードつきの歩道と間にある車道、昔の小都市の雰囲気がありましたが、このうちのどの程度が営業しているのだろうか?とこういう所を通るといつも思ってしまいます。

こういう商店街の定番である、店の名前を示す小看板がここでは全く見られず、ちょっとゴーストな感じを受けましたが…。アーケードや床面は小ぎれいな感じですが、建物は昔ながらでした。

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●直江兼続 自販機

「ようこそ南魚沼へ」の言葉とともに、戦国無双3の直江兼続が出ている自販機が商店街にありました。

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●商店街を歩く2

更に商店街を進んだ様子です。

建物の時が停まった感がかなりのものですが、実は結構お店はあります→コチラ

FMゆきぐには1998年開局されたという事ですが、この建物は以前からの使いまわしでしょうか。年季の入った建物がこれでもかというぐらいに続きますが、川を渡る橋を手前にした所で突然に途切れ、この区間はわずか200mほどで終わりを告げる事となります。

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●廣井橋跡

商店街を過ぎて、大きな川の手前に小さな川がありますが、この地点は昭和初期まで十二沢川と魚野川の合流点であり、この写真は当時の合流点と川船の船着き場の様子です。

河川改修の際に石垣が見つかり、ここに復元したとあります。

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●足湯

駅から向かって大きな橋の手前に足湯がありました。「お六の湯」だそうで、他にも商店街中にも「お六 上の湯」というのもあるそうです(後から知りました)。お六とは直江兼続の幼名「与六」からきたものといわれています。

足湯には入りたかったけど満員のようで、またタオルも持ってなかったので回避、羨ましいなと思いつつ、これを横目に橋へと歩き続けました。


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●六日町大橋

最初のマップで大きな川が流れているのが見えましたが、駅前から通ってきて、その川を渡している橋が、この六日町大橋です。

2004年10月に完成したというこの大橋、直江兼続でお馴染みの「愛」の字の兜があしらわれ、愛の大橋という別名をもらい、そのたもとにはいちばん下の写真のように「恋人の聖地」としてオブジェもつくられています。まさに愛に満ちた場所、ですね。

このオブジェのモデルもまた兼続の幼少期です。兼続サマサマの街、という気がしなくもないですが。「天地人」の恩恵を受けまくった地かなと思いました。

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●魚野川

線路に沿って流れている大きな川、それがこの魚野川(うおのがわ)です。

信濃川の支流のひとつである一級河川で、魚沼を流れる川が訛ったこの名になったの説があり、全長は66.7kmあります。

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●魚沼わさび丼

橋から引き返してきて、再び商店街へ。

ご当地グルメとして「魚沼わさび丼」という幟が立っていました。越後産もち豚と日本的に有名な魚沼産コシヒカリとのコラボという訳で、これはまたもっちりした感じでおいしそうですね。

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●名所案内

最後に駅へ戻って、名所案内一覧を。

坂戸城跡については触れましたが、その辺りは温泉郷が広がり、六日町温泉郷として個性的な温泉群をもつといい、これらを満喫するのも南魚沼を楽しむ大きな要素のひとつかと思います。

六日町に十日町に…と色々ある新潟ですが、ここは日町です。

行けなかったのでここには載せていませんが、温泉郷は今度行ってみたいものです。

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